脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

たわいもない思い出話。

 大昔の話です。

人づてに紹介してもらったのですが、ものすごい同人作家の方と同期でした。大学時代。


どれくらいスゴいって、コミケのときに拝見しましたけど、千円札が日本銀行の輪転機よりも早く乱れ飛んでました歩く経済効果


何度か話す機会もありました。
どういう文脈か忘れちゃったんですけど、オススメの漫画を紹介してもらったんです。

コミックマスターJ

 


 
どうでもいい話だと思うんですけども。
実は俺、これが何年も、何年も読めなかったんです。


コミケではそんな様子でしょ。
仕事を発注するメーカーは引きも切らず。
出版社も卒業後の動向を気にしている。


そんな彼が「面白い」というマンガを読んで、俺が面白くなかったら、どうしよう???


って、真剣に思ってたんです。その時。
1年違いで生まれ、同じ時代に10代を過ごし、同じ大学で同じ景色を見ながら同じ学食のメシを食っている人間が、まったく違う感性で生きているとしたら。
まったく違うセンスを持っていたとしたら。

俺の20年間は一体何なんだろう??何を見て生きてきたんだろう??
共通点があるとすれば、豊満な胸が好きな所だけ!!
俺の人生に意味はあるのだろうか!?


そんな、空恐ろしい気持ちがして、とても手に取る気になれなかったんです。


それから長い月日が流れ。
去年くらいからかな。
彼の名前をメディアで、雑誌で、よく見かけるようになり。


この前久しぶりに「コミックマスターJ」の名前を思い出し、読んでみたんです。


ファンの方、ご存じの方も多いかと思いますがね。











しょーーーーーもねえーーーーーマンガなんだこれがwwwww








ブラックジャックじゃねーかwwwww
燃えよペンじゃねーかwwww



俺の大好きなマンガのパロディで埋め尽くされた、しょーーーーーもねえーーーーーギャグマンガなんですよねwwww
何だコレ、悪ノリの塊だよ!!!大好きだよ!!!!!wwwwwww





別に「ベストセラー作家と俺は同じ感性を持ってるんだよ」とか「俺とセンスが近いから、まかり間違えば俺だってものすごい漫画家になれたんだ」とか、そういうコトが言いたいんじゃないんです。



「昨日薦めてくれたアレさあ、俺もスゴい面白かったよ!」




そんな、たわいもない話ができるチャンスが、自分にもあったんだ…って、今になってしみじみ思ったんです。


俺がちっぽけなプライドで遠ざけていたあのマンガ。
薦められたその日のうちに読んでいたら。


別にさあ、仮にセンスが違いすぎて、打ちのめされたって、恥をかいたってよかったんだ。あの時。
どうってことなかったよ、別に。
別に俺、マンガ家になりたかったわけでもないしさ。



「昨日薦めてくれたアレさあ、俺もスゴい面白かったよ!」
「他に面白い漫画、知ってたら教えてよ!」
「あれが好きなら、俺も勧められるのあるよ!コレなんかどう??」



もし俺が気安く声をかけられたなら、どれほど楽しいことが待っていたんだろうか。
マンガ界隈で、アニメ界隈で、その人の名前を見ない日がないくらいになりました。わが国に欠かせない人材になりつつあります。今や、彼の周りではアマゾンの熱帯雨林が消え行くくらいのスピードで万札、乱れ飛んでいると思います


そんな、スペシャルな才能の方と、もっともっと話をする機会が、自分にもあったんだよな。


「20代は恥をかけ、勘違いをしろ」



よく言われる言葉ですが、その言葉の意味がようやく分かった先週末でした。



もし、身の回りに、あの人ワケわかんねーな、って人、化け物だな、って思う人がいたら、遠巻きに見てないで、思い切って飛び込んでいったほうがいいと思います。
聞きたいことがあったら、聞いちゃったらいいと思います。

わずか100分で1年オファーに困らない!伸び悩むアニソンDJは今すぐ「ドラえもん」映画を見よう


 仕事やら色々あってだいぶ参ってしまい、いきものがかりで言うところの放牧期間中になってしまいました。ヘロウです。
色々環境も変わったし、また近いうち出荷されたいなと思っています。

 

一歩離れたところから見える、ちょっとした「?」


 そんな感じなもので、いま、1年半ぶりくらいに「主催だ!」「現場だ!」という、アニクラの最前線から一歩退いたところで、DJ遊びに取り組んでいます。

実は、ちょうどこの時間を持て余したタイミングで偶然、知り合いから「教えて」というお話を頂いたんですね。
なので、改めてここまで自分の今までやってきたことや、セットリストの意図を言語化する作業を楽しんでいる所です。
基礎に返るため、もう一度入門書を開いてみたり、DJさんのブログを呼んだりして。

 そんな情報収集をしていて、改めて気づいたんですけど。
と言うか前もブログに書いたんですけど。
アニクラ界隈って「中級者向け」のハウツーがないんですよね。

DJやってみたい、どんな機材や知識が必要なんだろう→ある
曲をつなぐってどうするんだろう→ある

イベントを主催する方法→ある
超大規模イベントを打つための方法→ある

そうなんです。

仲間内のイベントを飛び出し、ゲストオファーを頂戴する



これくらいのね。ささやかな中級者レベルになるためのハウツーを載せているブログがないんです。何で無いのかな?あれば読みたいのにな、と、ずっと思ってました。

でも、あらためて考えてみれば理由は明白です。
「DJはじめたい!」という人は、たくさんいます。
「俺もイベント主催者になりたい!」という人は燃えてますから、熱心な読者になってくれます。
「DJは大体わかったけど、イベント主催者になるのは荷が重い。でも友達からしか出演オファーが来ないのは寂しいなあ、一皮むけたいなあ」というのは、読者が多いわけでも、熱心なわけでもない。中途半端です。

中途半端な記事を書いてもしょうがないなあ。
そんなところでしょう。


しかし。しかしですよ。
「番宣の俳優は見栄えが良いけど面白いことを何もしてくれない。彦麻呂は面白いけど見栄えが悪い。そこそこ面白くて、そこそこ見栄えの良いグルメレポートをしてくれるタレントは居ないかなぁ」という中途半端なニーズから、まんまと王様のブランチのMCと佐々木希を勝ち取ったアンジャッシュ渡部さんという中途半端界のスターが、今、まさに芸能界の中心で脚光を浴びているわけです。

よし!俺も、この記事を書こう!
アニクラ界隈のアンジャッシュ渡部を目指そう!
そして万が一バズったら、次は機材のレビューをいっぱい書いて、アマゾンのリンクをいっぱい貼って、お小遣いをいっぱい稼ごう!

そんな、崇高な思いからあらためて筆を取らせてもらった次第です。
それでは本題に移らせていただきましょう。


内容



一皮むけるプレイを目指すなら「ドラえもん




なんて書くと、

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と思うでしょう。いやいや、大マジです。

中級者、と言うのは実にバラバラ。
たとえば眼の前にいる、これから現場を踏む初心者。
たとえば、けっこう現場数は踏んでいても、なかなか世間に発見されないプレイヤーさん。
観てきたアニメも、音楽観もバラバラ。
そのくせ、DJを志している以上、知識は多くこだわりは強い。

こういう人たちに、マニアックな知識論にも技術論にも陥らず、ムラなく均一に届くアドバイスをするにはどうしたものか。

2月に「教えて」と言われ、いろいろ考えました。

1週間、2週間、1ヶ月。なかなか答えが出ません。

いかん。俺ももう若くない。仕事もある。部下もいる。
世間はもう、年度末だぞ。
いつまでもDJのことばかり考えていられないぞ、と。
ということで、決心しました。
ロードショーが終わる前に、とりあえず今年のドラえもん映画に行こう、と。


で、そこで気づいたんです。
ああ、DJって、ドラえもんの映画みたいにやれば良いんだよ、って言えばいいんだって。

 

ドラえもん映画はすべて「のび太の恐竜

 

我が国が誇る、国民的プログラムピクチャー「ドラえもん」シリーズ。
 

 

 この国に育ち…いや、この地球に育ち、観たことがないとは言わせません。
えっ!観たことがない…!?
最近は子どもの貧困問題が深刻とは聞いていましたが、十分な教育が行き届いていない家庭もあるのですね…。
えっ!「声が変わってから観てない」!?それは実にもったいない。声どころか人格がまるまる変わってしまった映画が昨年空前のヒットを飛ばした邦画界ですよ。声が変わるくらい何てことないじゃないですか。今こそ観ましょう。ただしゴールデンカブトムシ、オメーはダメだ。


 冗談さておき。ドラえもんシリーズは、親に連れられて、あるいは、地元の公民館やお祭りで、シリーズのうち、何本か観た人がほとんどと思います。
当時は夢中になったかもしれませんが、大人になった今なら気づくはずです。


ドラえもん映画って、全部「のび太の恐竜」じゃないか


って。


ドラえもん映画の構造はこうです。

のび太に(ジャイアンスネ夫から)不幸が降りかかる→ドラえもんに泣きつく→ドラえもぉーん→OP→ドラえもん、解決に前のめり→ここではない別の場所に行くための道具を出す→未知の世界へ趣き、探検開始→小トラブルとともにゲストキャラ登場(このへんでキーとなる道具が出てくる)→ゲストキャラの向き合っている課題(大トラブル)を共有する→僕らも手伝うよ!(もしくは、協力しないと地球存亡にかかわる)→ちょっとした挫折→スネ夫が泣き言を言い、のび太が喝を入れ、ジャイアンが賛同する→しずちゃん優しく見守る→(ターニングポイントとなる日の前夜、眠れないゲストキャラ、それに気づいたのび太が話しかけに行く)→リラックス→課題(敵)に再び直面する→序盤に出てきたキーとなる道具を応用し、打ち破る→切ない別れ→ただいまー→エンディングテーマ→おまけ映像
(※どこかでスゴく美味そうな飯を食うシーンが含まれます)


そう。ドラえもん映画にはすべて「のび太の恐竜のカタ」が使われています。

初心者から中級者への脱却はずばりコレ。カタの習得です。


「食いつきの良い曲でプレイしてるんだけど、なかなかお呼びがかからないんだよなあ」というプレイヤーさんの原因のひとつ。それが、カタの未習得です。

 話を再びドラえもんに戻しましょう。

 ドラえもん映画は様々な制約のもと出来ています。
死亡エンド禁止。難解な内容禁止。悲劇禁止。100分前後。
そして何より、テレビ朝日の社運がかかっているので、コケるの禁止必ず年に1本作成。
今年はアイデアが出ないのでやりません、は許されません。
この制約をすべてクリアするためには、すぐアイデアが生み出せて、その上、多くの人に受け入れられる、スベらないストーリーにしなければいけないわけです。

だから、全作品で「のび太の恐竜」のカタを使っているんです。
名作と名高い「恐竜」がベースだから、どんなにアイデア出しに時間が割けなくても、元ネタの力で平均点を確保することは出来るというわけですね。


ココが要点です。

オファーが欲しいのにもらえない。そう言うプレイヤーさんは自分のプレイのムラを疑ってみてください。
大当たりの日もあれば、ちょっと違っちゃったかな、という日もある。
これは、主催としては呼びづらい。何番を任せていいか決められないし、大当たりの日が実力なのかラッキーなのか分からない。
それも、自分自身でも、何で当たったのか何でイマイチだったのかよく分からない。
それこそまさに、ご自身に「のび太の恐竜」のようなカタが身についていないというわけです。

ドラえもん映画だって、のび太の恐竜から、上記のカタが全部完成していたわけではありません。「のび太が『ドラえも~ん!』という声からオープニング」や「眠れないゲストキャラにのび太が話しかけに行って心がときほぐれる」は、わりかし中期以降から加わったものです。
カタらしきものを作り、意識し、そしてだんだんとチューニングを合わせていく。
やがて自分自身にしっくり来る必殺のカタを見つけ、多くの人に受け入れられやすくなる王道を作り出す。


それが、平均点を上げ、フォロワーを増やし、オファーを導くというわけです。


が。

こういう風に、お客さんに、分かりやすく、受け入れられやすくしていくこと。
あるいは、素材をオーソドックスにしていくことを「媚びる」と称して遠ざける人がいます。


DJをやっていて、あまり聞きたくない単語のひとつです。
お前は媚びないのか!と言われれば、当然、自分も初心者の時に、そういう幼稚な気持ちで臨んでいたことはあります。
それを反省した上で「媚びる」は遠ざけたい。
この言葉はちょっと貧困すぎます。プレイをやせ細らせてしまう。


ドラえもんは子どもに媚びている?

  

 

 
 話をさらに再度ドラえもんに戻します。
ドラえもんはさっきも言うとおり、ぜんぶ「のび太の恐竜」。
言うなれば「同じことばかり繰り返して古参に媚びている作品」とも言えましょう。
しかし、ドラえもんのことをそのように称する人間は本当にごく少ない。

何故か。

「メッセージ」が毎回変わっているからです。

ドラえもん映画は、ストーリーラインはお客さんに寄せますが、最後の最後、描き出すメッセージだけは、絶対に手放しません。

のび太の恐竜」は、種族や言葉を超えた友情の話。
「鉄人兵団」は、リルルがしずちゃんという他者に初めて共感し再生する話。
「アニマル惑星」は大量消費社会を見直し、自然共生社会を作りましょうという話。

明確なメッセージがあれば、その途中でお客さんに寄せようと、それはただの手段。
プロセスに過ぎません。
お客さんはしっかりと、前のめりになって、メッセージを受け止めてくれます。
ドラえもんの映画を「子どもだまし」「古参に媚びている」と評価する人が居ないのは、そのシーンが単なる「手段」に過ぎず、全体を通して描かれる「メッセージ」に価値が宿っていることを理解しているからです。

そしてむろん、どんな価値のあるメッセージでも、ドラえもんが上映時間中ずっと「そもそもきみたち人間は自らの利便を追求し尽くした結果かけがえのない自然を消耗し尽くしてしまった~」と、語り続けられても、勘弁してくれと思われておしまいです。
大前提はエンタメですからね。


「ネタ」か「カタ」か


 DJという人たちは、どうしてDJを始めたんでしょう。
「俺かい?17の夜にラジオから聴こえたニュー・オーダーの『ブルー・マンデー』を聞いた時に稲妻が走ったんだ。今思えばあれは天啓ってヤツだな、世界をラブ・アンド・ピースに変える力がここにあるぞ、ってね。気がついたら楽器屋に駆け込んで、マスターにホコリをかぶったターンテーブルをせびっていたよ」

なーんて寝言を言うやつがほとんどだと思うんですけど、要するに99パーセントの人が共感してもらいたいからです。
残りの1%は、お医者さんにDJやらないと死んじゃう病と診断され、治療のために取り組んでいる人です。

 では共感してもらいたい時に何に気を配るか。
イマイチ多くの人に認知されないDJさんのほとんどが「ネタに」気を配ります。
誰も聴いたことのない、オリジナリティ溢れた、自分らしいエッジの利いた「ネタ」。

しかし、あまりにも鋭利な刃は、ときに………いや、多くの場合、人を遠ざけます。

 

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共感を得たいなら、大事なのは「強いネタ」じゃなくて「強いカタ」です。

いつ、どういうツボを刺激すると、気持ちよくなるのか。

どの場面で力を込めると人の心が動くのか。

5年やってるとそれなりに、どうでしたか?今日の「ネタは」自分らしさが出せてましたか?みたいな目で見てくる後輩さん、いらっしゃいます。

どんな「ネタなら」ウケますか?みたいなことも聞かれます。


ここにこっそり自分の考えを書きますとね。「ネタ」じゃないんですよ。
本質は、自分に「カタ」が体得できているか。だと思うんです。
「あの人、良いなあ!」って思う人、憧れてる人、いますよね。
その人の何が良いか、見つめ直してみましょう。
ネタが良いんですか?自分の好きな曲をかけてくれるから?ほんとにそう?
だったら世界最高峰のDJは「DJあなたのiTunesさん」です。

その人の「カタ」がいいんじゃないですか?

自分の好きな曲をかけてくれた、そこまで行く「道のり」がよかったんじゃないですか?


それでは最後にここでもう一回ドラえもんの話をします。
最後までピンとこなかった人は、あらためて試しに何本か観てみてください。
そうですね、例えば今年の南極カチコチ大冒険はなかなか良かったですよ。

「ネタ」と「カタ」の話です。想像してみてください。

ドラえもんは来年も新しい映画が作られます。
「ネタ」となる冒険先はおそらく「宇宙」「地底」「過去」「本の中」…。
「カタ」となるストーリーラインはさっき書いたとおり。

「ネタ」と「カタ」、どちらを取り上げられたら映画づくりが難しくなると思います?

そう考えると自ずと、何を意識してトレーニングすれば良いのか、なんとなく見えてくるんじゃないかと思います。


今夜はもう一度ドラえもんを観て。
カタとは何なのか、を感じ取るというのも、実り多き時間になると思いますよ。
そうですね。観るなら今年の映画も、なかなか面白かったですよ。


まとめ「まあ要するに何が言いたかったというと」


まあ基本的には今年のドラえもんを観ませんかというステマブログなんですが、
マジで最後まで読んでくれた人に申し訳ないのでキチンとした言葉で説明しますとね。


「文体」と「文法」を理解して練習したらどうですか


という提案なんです。
「文体」というのは、筆者の個性が宿る独特の言葉選び、文章のリズム、って意味ですよね。
「文法」というのは、文章を作る上での決まりごと、です。

伸び悩む方を見てると、いきなり「文体」から実践している感じがします。
発想が、独特さ、自分らしさ、から始まります。

それは大事、大事。独特さ、自分らしさのないプレイはあまり聴きたくない。
しかし、文法の練習はどう?って、思わせられる瞬間があります。

「楽しかった!思ってIMASUディズニーランドが電しゃで僕はずっとせん週行ってきたこれから書こうと。」

という文章は、いくら思いが強かろうが、そもそも読めないですよね。

 文法、ってのは別にBPMがどうとか、こういう場面では低音を切れとか、そんな難しい話ではなく、ハーレムアニメのあとにサスペンスアニメとか、そういう、見やすさ聴きやすさの上で、もっと考える余地があるんじゃないの、みたいなね。
あと、前半泣かせに行って後半笑かせに行くとか、右往左往してないか、とか。


そろそろお気づきと思いますが


売れっ子のDJさん、一目置いているDJさんはこういうことを言います。

「DJはクラブばかりに篭もらず、いろんなエンタメに触れるべき」

これって要するに「人に強く・広く・遠く届く、普遍的な『カタ』を学びましょう」ということです。
急がば回れ。音楽から遠ざかることがよく届く音楽を磨くことに繋がるのです。

そろそろお気づきですよね。
今回のこのネタ記事は、記事の内容に合わせて「物事の近道をちょっと上から目線で教えてくれるライフハック系のサイトのカタ」でお送りしてみました。

どうです、なかなかイラっとくるタイトル、イラッとくるレイアウトでしょう?

要するに



物事を届かせたければ、カタの習得なんじゃないか。
それから自分で自分の人生に夢中になりつつ自分の頭で思考を現実化させることを考えながらモノ体験よりコト体験をクリティカルにサーブすること!これこそが成功する人だけがこっそり教える「やること」「やらないこと」を「捨てる!」逆説のアクティブラーニング技術!くぅーっ!これぞ10年代に求められるキュレーションエントリって感じだね!



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ヤバ谷園!!オタクションVol.04、大盛況で無事終了しました!

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 Vol.04の週末、金・土・日で2.5キロ痩せたヘロウです!
いやーまったく自画自賛ですが、快心の一日でした。
メチャメチャいいイベントでしたね。
お呼びした4名のゲスト様は全員最高のご活躍でしたし、スペース101での開催も2回目ということで、出演者、そしてバックアップのクルーも、持ち味を120パーセント活かしてくれました。
 たくさんの人にお集まりいただけて本当によかった。こんなにスゴイ人たちが集まっているんだよ!という情報がキチンと届いているかどうか、色んな人に伝わっているかどうか、すごく不安でした。
 あまりにも不安だったから、突然このブログにありもしない松本人志さんとの確執を明らかにして、ワイドナショーで取り上げてもらおうかと思うくらい追い詰められていましたが、4回目にして、すっかり押しも押されもせぬイベントになったと思います。
みんな面白かったし、居心地も良かった!
いろいろご意見頂戴していますが、全部目を通してます!次、もっとがんばります!


 

 さようでございます。
サプライズの一種なので告知したことはありませんが、オタクションは開演時に出演者紹介のOP映像からはじまります。
 過去いろいろなイベントに通うなかで、いつも「オーバチュアが欲しいな~」と思っていました。

エーイ、ケーイ、ビーィ、フォーティエーーイ!!」みたいな、アイドルライブにつきもののアレです。
僕ははしゃぎ下手なんで、ああいう風にガーンと始まってくれないと、テンション上げづらいんですよ。

というわけで作ったのがアレ。
「とある有名なフォーマット」が元ネタです。テレビで見かけるたびほくそ笑んでくださいませ(ホントはM-1「Bacause we can」でやりたかったんだけど、渋谷WOMBでアニディスさんに先にやられてしまった……)。

 元ネタあるから言えることですが、アニソンDJイベント史上5本の指に入るカッコイイオープニングですね。

 別にオープニングがあるから尊いとかDJの価値が上がるとかそういうつもりはなくて。

ただ、何も構えずに来た人に「バカじゃないの!?!?!」となってほしい。

「どういうつもりなの!?」ってツッこんでもらいたいなと。
そう言う遊びです。ツッコミ待ち案件です。
イベントに通いはじめて「どこもだいたい一緒だよなぁ~~」と、いい具合に脇が甘くなっている中級者くらいのお客様。この辺には思いきり「ファッ!?!?!」となってもらいたいですね
 イベントはどれも違うゾ、うちも魂込めてるんでドラマがあるんだゾ、オタクション最高だゾ(矢島晶子さん)というメッセージが、少なからずあります。

 

 出し物について。

今回はスーパースター・雷豹君の後という事を意識し、いつものスジとちょっと違った音楽をやってみました。
僕の活動範囲…フジノスや雷神で活躍中の、雷豹君くらいの年代キャリアの新進気鋭のDJさんをチェックして「良いな」と思う展開、新しいグルーヴを取り入れています。

とはいえ、Burst The Gravityの時のようなおちゃめなカットイン、鮫島さんのSMAPはあるだろうなと踏んでいたので、僕らもジャニーズで受けて関ジャニ∞

そして、思いつく限り最悪のタイミングでのタイガーマスク

テクニックは最新でも、アイデアは紛れもなく僕らのものです。
新しくも古い。洗練されているようで野暮ったい。
バンプ「Ray」ポルノ「オー!リバル」みたいな30分を目指しました。
始めたばかりの雷豹君ほどの勢いはないでしょうが、また違う個性が楽しめたと思います。


 ほかの皆さんのパフォーマンスにも、言うことなし。
僕らの作ってもらいたい音楽が繰り広げられていました。
現時点で最高傑作。狙いバッチリ。主催として大変満足しております。


予想をおおいに裏切った唯一の例外はやっぱり鮫島さんですよね。
SKILLかあ……完全に予想外の外だったなあ。
ド頭のフジファブリックからいきなり「しっくりくるなあ」と思ってました。
いきなり甲府の現場にしっくり来させるなあ、って。
で、最後、それかあ。
もうしっくり来すぎでしょう。僕らが呼んで僕らとの出会いのきっかけの音楽で終えたら、それストーリーとして出来過ぎでしょう、と。

これぞDJですね。
すごく、グッと来ました。

いつも目の当たりにさせられるんですけど、これがプロなんだなと。
僕は「オレンジ」で腰が引けちゃいましたからね。
こんな良いエンディングを引き受けたら、次が怖いなと思って。
あまりに大団円だと、次の物語が生まれるのかどうかが怖い。
だから、あの場面ですかしちゃう。それが俺。アマチュア。

でも鮫島さんはあの「良いDJ」最後まで引き受けちゃうからスゴい。
メチャクチャカッコいい。


 こういうプレイヤーがいるんだよ、って、山梨のシーンに、次世代の才能に、鮫島さんを紹介できてよかったな、と思っています。


センセーションは、どこかできっと起きたと信じてます。

オタクションVol.04もいよいよ1週間後。

 オタクション、直前に迫っております。回を増すごとにてんやわんやしております。始めたときより沢山の人が支えてくれているからですね。

特に今回は、あちこちから名だたるゲストさんもお呼びしています。


 東・中・西部でそれぞれエネルギッシュなシーンが繰り広げられている、全国屈指のメッカ・静岡のなかでもひときわ輝く若きスーパースター・aS君。
最近はトラックメイキングにも積極的。気鋭にして貪欲。天井知らずのプレイヤーです。

 僕が今まで見た中でもダントツの一体感と熱気を誇る長野の老舗イベント「アニソンコスプレイベント超新星」からあいむさん。
ベテランとはいえ、それを感じさせない瑞々しいアイデア、茶目っ気のある音楽が魅力です。


 そして、僕が日本最高のプレイヤーと信じて憚らないBANBANBAN鮫島さん。
紹介?紹介ねえ……太陽や海や空の紹介をしたことがないように、偉大すぎて他人に紹介する言葉が見つかりません。
「Greatest」この言葉に尽きます。言葉でなく、ぜひ体感してもらいたい。
その音楽、その取り組む姿勢、すべてがGreatest。
あと、過去ブログで紹介していた本もGreatestでした。「1989年のテレビっ子」。この本、メッチャクチャ面白かったです。おススメ。

 

 ゲストの皆さんは、特定の作品の楽曲が特別多いとか、何それのジャンルに強いとかそういうのでなく。
単純にカッコイイです。面白いです。

はじめてイベントというものに参加する人にも、絶対に「刺さる」ハズさない音楽をやってくれるはず、という確信があります。

 マンネリを感じ始めたベテランのお客さんにも、一見の価値があるパフォーマンスを。

ジャンルを越え、経験を越えて「イイ!」と言えるような最強のプレイヤーをお招きいたしました。
これぞ「グランドスラム」です。あれ、このコンセプトはフジテレ……まあね!


 我々に限らず、山梨では他のイベントさんが素晴らしいDJさんと出会う機会を毎回のように提供してくれています。
県外のゲストというのも、すっかり珍しくなくなってきたように思います。


 今回の「グランドスラム」は何が違うのか。
おそらく、ゲストの選考基準がちょっと違います。


ズバリ「センセーションが起こるか、どうか」を基準に、選ばせてもらいました。


 今回のゲストでいらっしゃるBANBANBAN鮫島さんは我々がプレイヤーになるきっかけをくださった方です。

過去、イベントというものに興味を持ちはじめたころのこと。


「イベントというものが面白いとは聞いているけど、つまんないイベントに参加するのはイヤだなあ」


特にアテもなかったので「アニソン イベント」でググってみたんです。
そこで、検索上位に鮫島さんのイベントのお名前を見つけました。
「じゃ、これでイイや」と、何の気なしに訪れた新宿ヘッドパワー。

そこでセンセーション。

DJイベントってこんなに面白いの!?という衝撃を受けまして。
「細かいことは良く分からんけど、俺もこの遊びやる!やるったらやる!(CV,新田恵美)」なんてことで、今に至っております。


 そんなことを思い出しつつ。
鮫島さんなら、あいむさんなら、aS君なら「いやー、面白かったなぁ」というレベルをすっとばして「カッコいい!俺も、私も、これやってみたい!」「踊ってみたい!ダンスを習ってみようかな!」という、単なる感想を越えた、センセーションをお客さんにプレゼントしてくれるんじゃないかな……
そんな大それた期待が抱ける人だけ、選りすぐって声をかけてみました。


 先月も新大久保、アニソンディスコさんの対バンイベントに遊びに行ってきました。
やっぱり都内のプレイヤーさんって、レベルが段違い。

「やっぱり、人と才能と情報の集まる東京は違うなあ」

という気持ちになります。でも、
「僕らはしょせん山梨だから」
「環境が違い過ぎるから、情報が少なすぎるから」
「ちょっと大目に見てください、見逃してください」
というのは通らないし、言い訳してまで続けたくはない。

これがスタンダードだぞ!というのを、オタクションクルー全員で肌身で感じ、さらなる成長に結び付けたい、とも思っています。
そんな新年1発目です。ぜひぜひ、遊びに来てくださいな。

オタクションVol.04!はグランドスラム(完全制覇)!

 梨アニさん、とても楽しかった!
現場でもご本人に伺いましたが、サーバインさんの志が端々から、ラインナップのみなさまからしっかり感じられる、エネルギッシュなイベントでした。

 

それはもう、既存のものとは全然違う、愉快なイベントでしたとも。

いちおう山梨で多くの方にご支持頂いて、せっせと楽しく活動していますが、楽しければ楽しいほど、中央の音楽を聞く機会から遠ざかってしまうのは事実。

山梨まで第一線の方々をお連れ頂けるのは本当にありがたい。


やっぱり、どうあっても地方と中央は違うんです。
ハリルホジッチ監督が欧州に所属する選手からしか日本代表に選ばないように、環境の違いというのは大きい。

東京の出演者のみなさまの音楽は、洒脱でした。

技能に優れているのは当たり前、そんな域はすっかり通り越して、非常に「こなれて」いらっしゃる。
特に触れないけどボンズ作品が多いとかね。
言葉でなく音楽でイズムを感じさせてくれます。


もちろん、きらわんやオタクションのように、俺はシンフォギアが大好きなんじゃああああ!!っていうむき出しの「好き」に溢れた、イノセントな音楽の面白さってのも当然ありますけどね。

両方知ってこそ、演者の前進があり、イベント全体の発展があると思います。

質の高い公演を催して頂き、ありがとうございました。


さて。
その「外の世界」「新しい音楽」という点に関して、僕もずっと考えておりました。


有名な言葉があります。
人間が変わる方法は3つ。
1つは時間配分を変えること。1つは住む場所を変えること。1つは付き合う人を変えること。


オタクションでは、ご来場いただく皆さまに、クルーの成長の感じ取っていただきたい。
「山梨のオタクをラウドにするアクション」のスローガンを達成したい。
そこで主催として、毎回趣向を変えて、それに合ったタイムテーブルを作っています。
「時間配分」を変えて、クルーのパワーアップを促しております。

それに加え、前回のVol.03では、会場、すなわち「住む場所」を変えてみました。

1月21日の次回は……

そうです。今回は「付き合う人」を変えてみようというアクションです。


Vol.04は「オタクショングランドスラム」。


グランドスラム=「完全制覇」です。
ということで今回は………。どういうことになるんでしょう。



近日中に、公式アカウントから詳細をお伝えできると思います。


山梨もいよいよ盛り上がり、イベント続きではございます。主催も承知しております。


ご安心ください。絶対に飽きさせたりしません。


またとない公演になる予定です。

「空前絶後」の1日にしたいと思います。
ハチャメチャが押し寄せてくるから、楽しみに見てくれよな!!オッス!!

オタクションVol.03~VDJ戦争の解説~

オタクションVol.03、無事終わりました。
新会場で期待以上のお客様にお集まりいただき、感謝でいっぱいです。
セットリストはすでに公開しましたが、ごくごくごくごくごく一部の方だけが固唾を呑んで見守っていたVDJ戦争の解説をいたしましょう。

 

Gospel Of The Throttle 狂奔REMIX ver. /ドリフターズ OP
STARTING NOW!/この美術部には問題がある! OP
晴レ晴レファンファーレ/甘々と稲妻 OP
SAKURAスキップ/NEWGAME! OP
じょいふる/アイマス堀裕子カバー
恋/逃げるは恥だが役に立つ 主題歌
PUNCH MIND HAPPINESS/あんハピ OP
勇気りんりん/アンパンマン ED
Shocking Party/A-RISE
Guilty Night, Guilty Kiss!/Guilty Kiss
Soldier Game/ラブライブ!ユニットシングル
Crazy Noisy Bizarre Townジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 1stOP
Flyers/デス・パレード OP
SIX SHAME FACES〜今夜も最高!!!!!!〜/おそ松さん 2ndED
明け暮れ日記/刀剣乱舞 ED
MOON NIGHTのせいにして/DRAMATIC STARS
GET!!夢&DREAM/学園ハンサム OP
LOVE YOU ONLY/TOKIO
笑顔のゲンキ/SMAP
ロマンスがありあまる/ゲスの極み乙女
いけないボーダーラインマクロスΔ挿入歌
RAGE OF DUST/機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 3rdOP
現状ディストラクション/劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ 主題歌
COOLEST坂本ですが?OP
翼/アルスラーン戦記 風塵乱舞 OP
風ノ唄テイルズオブゼスティリアザクロス 1stOP
ヒカリアレ/ ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校 OP
前前前世(Movie ver.)/君の名は 主題歌

 

 動画制作に没頭することにより、ドーパミン&エンドルフィンの永久機関となったgekko君の発言から始まった、謎の出演者同士のVDJ戦争について。


技術も時間も桁外れ、そもそも理系、時が経てば修士様のお前らに、文系学士の俺が勝てるわけ無いだろ!


という、気持ちはありますよ。ありましたよ。
ただ「戦争」とか冗談混じりの言葉ではありつつも、プレイヤーとして一対一、相対しているわけじゃないですか。

そんな興味深い瞬間に、

「残念ながら日々の業務に追われ、自由時間もなく、技術の積み重ねも得られず、お茶を濁して敗走するのでした、現実は非情で、社会人は地獄なのです」

そんなアンサーは返せません。
彼の今後の人生にも悪影響です。たとえそれが事実であっても明言はしてはいけない

なので、僕としては、gekko君が目指す可能性とまた別の、オルタナティブを示すという形で、このVDJ戦争「応戦」しました。


今回の僕の選曲のうち、このへんかな。
Gospel Of The Throttle 狂奔REMIX ver. /ドリフターズ OP
STARTING NOW!/この美術部には問題がある! OP
SAKURAスキップ/NEWGAME! OP
恋/逃げるは恥だが役に立つ 主題歌
PUNCH MIND HAPPINESS/あんハピ OP
RAGE OF DUST/機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 3rdOP
COOLEST坂本ですが?OP
翼/アルスラーン戦記 風塵乱舞 OP
風ノ唄テイルズオブゼスティリアザクロス 1stOP


この辺は「曲と映像が『完全に一致』することを求められる」楽曲です。

現場でお聞きになった方……特にDJをやられている方は、すぐにお気づきになったと思います。

「あれ?…シングルと違う」って。

シングルとタイアップの音源がぜんぜん違う曲ありますよね。
STARTING NOW!やRAGE OF DUST、翼も。
この辺、タイアップのために1分30秒にまとめられた曲たちです。
僕は今回、シングルをいじり、オンエアの映像に合うよう編集しお送りしました。

gekko君はもともとREMIXプレイヤーですから、映像も「クリエイト」してくると思いました。それはそれで、素晴らしい愛情表現ですし、可能性への挑戦です。
ロマンと創造性・モチベーション重視の理想主義。左翼のアニソンVDJと言ってもいいでしょう。

なので僕は今回、逆を追求しました。
「放送されていた完成形を損じない」という保守主義的な演出を心がけました。
彼の逆。右翼のアニソンVDJと言えるでしょうか。
「オンエア通りにやる」ということです。

 


Kono Bijutsubu ni wa Mondai ga Aru! op


ジャンピンアップ!ジャンピンアップ!っていう可愛らしい動きがありますよね。

しかし、楽曲がテレビ用にエディットされています。
STARTING NOW!をCD通りプレイするなら、ジャンピンアップのリフレインは1分38秒のところ。映像の後半がシンクロしません。

アニメが大好きで、毎話見ていた人は画面通りの「ジャンピンアップ!」の動作がしたいはず。

DJにはこのニーズに応えるために、CDをテレビと同じように切っていくことが求められます。

しかし、もしかしたらVJも先を読んで、シングル用に動画を再編集しているかもしれない。

と、なると「愛ゆえに」2×2の4パターンが生じまして、お客さんがアニメのようにジャンピンアップするためには、

DJ編集なし×VJ編集なし=×
DJ編集なし×VJ編集あり=◎
DJ編集あり×VJ編集あり=×
DJ編集あり×VJ編集なし=◎

ふたりが一生懸命努力したとして、2回に1回しか成立しません。
打ち合わせが必要になりますが、VJは複数DJを抱えることが多く、なおかつローテーションを組む場合がほとんど。
たかがジャンピンアップの4回で。
たかがオンエア通りにお届けするだけで。これだけの手間がかかるんです。


それを解決するのがVDJ、という考え方もありますよね。
色んな手間暇をかけて、愛情たっぷりに作品の素晴らしさを表現するのもVDJの良さですが、
色んな手間暇をかけた上で「あたかも何事もなかったようにオンエア通り見せる」という愛もある。

オルフェンズのタイトルバックも、
坂本ですが?の「Wake Up!」も、
シングル通りの音源ではキマリません。

作品が大好きで大好きで、目に焼き付いているお客さんの、その記憶どおりに再現してあげられる。
それも、VDJのひとつの可能性だな、と思ってます。


 


彼の懸念するこの課題に対する脂肪燃焼団なりの答えもそこにあります。

良いと思ったものには手を入れない。
正確には「手を入れていないよう受け取っていただくために手を入れる」。

自分が「良い」と思ったからこそ、素材の持つ面白さの普遍性を信じる。
素材の100%を出すことに心を尽くす。全幅の信頼を表現する。
僕的には、これも作品への愛です。


もちろん、gekko君のやるような凝ったギミックも大好きだし、使いましたけどねw
彼らがPの格好で出てきて、アイマス尽くしを繰り広げるという面白い演出を使った反面、僕らもイベントのトリ、オーガナイザーというシチュエーションを活かしてドリフターズのOPをバックに「オタクションの漂流者(ドリフ)を紹介しましょう!」のメンバー紹介。
発想は同じです。
置かれている現実と虚構を、意図的に、過剰にないまぜにするという「イタイ」演出。
同じだったね。
あと、SAKURAスキップのテロップ芸がまったく同じだったのにも大笑い。


自分のプレイを見つめるいいチャンスでした。
第2次VDJ戦争はいつになるのかなw?

【おわび】コメント欄ふさいじゃいました

 コメント欄なんてあったんですね。改めて見て知りました。

閲覧された方のやや琴線に触れたそうで、コメント頂いたり、リアクション求められたりありましたが、とくに意見がなかったり、返答してもお互いに利益がなさそうだったりですので、お返事はいたしません。ご容赦ください。あと、無人島感覚で言いっ放したい、気ままに続けたいブログなんで、コメント欄閉めますね。