脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

きらわん文化祭 脂肪燃焼団セットリスト

 きらわん文化祭の余韻に浸りながら。


1 Gの閃光/ハセガワダイスケ
2 AMAZING BREAK/TERRASPEX
3 騎士行進曲/angela
4 紅蓮の座標/Linked Horizon
5 紅/松田颯水
6 Yes!アイドル宣言/クリティクリスタ
7 MUSIC START!/μ's
8 本日、満開ワタシ色!/桂ヒナギクstarring伊藤静/白皇学院生徒会三人娘
9 アイのシナリオ/CHiCO with HoneyWorks
10 ギリギリCHOP/B'z
11 GIRIGIRI/ソナーポケット
12 STONE COLD/FictionJunction
13 nowhere/FictionJunction YUUKA
14 Out of Control/MAN WITH A MISSION×Zebrahead
15 database/MAN WITH A MISSION
16 僕の言葉ではない これは僕達の言葉/UVERworld
17 スクランブル/堀江由衣 with UNSCANDAL
18 down town/坂本真綾
19 エキセントリック少年ボウイのテーマ/エキセントリック少年ボウイオールスターズ
20 なんでだろう~こち亀バージョン~/テツandトモ
21 自力本願レボリューション/3年E組うた担
22 サムライハートSPYAIR
23 1/3の純情な感情/FLOW
24 拝啓、ツラツストラ/グッドモーニングアメリカ


 セットリストを公開するのは久しぶりです。

 セトリ公開については、日頃はすごく後ろ向きなのですが(←他人のセトリはめっちゃ見るくせにね)、今回は特別な、本当に特別なイベントになったので、自分の思い出に書き出してみました。
 以下は各楽曲への思いをつらつらと。もしよければ、こんなこと考えながら構成してるんだなー、なんてことを楽しみながらご覧ください。



1 Gの閃光/ハセガワダイスケ


今回、1番、僕たちふたりの頭を悩ませた課題。

「アニソンディスコのBANBANBANさんと共演する」こと。


のちに、本人たちに名指しで指摘された通り(笑…ってよいものかどうかw)、僕らはアニソンディスコさんへの憧れが原動力で活動を開始しているんです。
インスパイアとかそういうカッコいいのじゃないです。マネです。マネ。
草野球のおっさんがプロ野球の選手の打撃フォームを真似して面白がってる。
そんな無邪気なアマチュアプレイヤーです。僕らは。
無邪気だから何もかも許されるというわけではありません。
しかし、別に本家を脅かそうというつもりもありません。ジャマをする気もありません。
3年間、ただの「草野球選手」として過ごしてきたつもりです。

しかし、色んなご縁から「共演者」としてブッキングされてしまった。

いつもの「草野球」ではありません。
メインイベンターの「ものまね」として、出られるワケがありません。
「別物」それも、きらわん文化祭という最高の舞台に、ゲスト出演者として成立する何かを披露しなければならない。
しかし、いままでずっと2人組、ひとりはパフォーマー、ロックサウンド、ドラゴンボール大好き、オールディーズ大好き、というスタイルで、個性といえる個性がほぼアニソンディスコな脂肪燃焼団が、一体どうすれば「別物」になれるか。

とにかく考え抜いた結果が「アレ」です。

僕の通い詰めた限りでは、ああいう「ツカミ」はたしかやられたことがなかったハズ。
というか、どのアニクラでも、見たことないです。
ついでにいうとナマの反応が見たかったので、もったいぶって、リハーサルでもやりませんでした(笑)。ちゃんと表示されるかドッキドキでしたね。
ああいう、アレは、全国初なんじゃないでしょうか。
ようやくオリジナルの武器が手に入ったような気もします。

というわけで、現場を目の当たりにした方、しばらく他言無用でおねがいします。
もしかすると、どこかで、また、やることもある…かもしれないので。

2 AMAZING BREAK/TERRASPEX
3 騎士行進曲/angela
4 紅蓮の座標/Linked Horizon


ハードな楽曲で畳み掛けます。
「Gレコ」「テラフォ」「シドニア」「進撃」。すべて「進軍」アニメですね。
今回は1年半ぶりのきらわん文化祭。おまけに偉大な共演者もいる。
自分たちはそこに飛び込んでいく「侵略者」だ!チャレンジャーだ!という演出と、決意表明を音楽で行ってみました。


5 紅/松田颯水
6 Yes!アイドル宣言/クリティクリスタ
7 MUSIC START!/μ's
8 本日、満開ワタシ色!/桂ヒナギクstarring伊藤静/白皇学院生徒会三人娘
9 アイのシナリオ/CHiCO with HoneyWorks
10 ギリギリCHOP/B'z

紅蓮から、紅いイメージを引っ張りつつアイドルへ。
ホントは目玉であるμ'sの楽曲まで、アイドルの予感を漂わせてアプローチしていくイメージだったんですけども、そこに至るまでの楽曲もしっかり楽しんでいただきました。さすがきらわん。アニメ愛が深いです。
この後の展開のために「GIRIGIRI」がやりたかったんですが、BANBANBANさんまでにジャンプの無駄減らししないよう、サンデーアニメからまとめていきました。
ブースから見ていると、青山剛昌作品はやはり強いですね。ギリギリ感は出ていたでしょうか?

11 GIRIGIRI/ソナーポケット
12 STONE COLD/FictionJunction
13 nowhere/FictionJunction YUUKA
14 Out of Control/MAN WITH A MISSION×Zebrahead

僕らの今回の課題その2。Out of Controlを使うということ。
あまりに好きすぎて、真夏の頃から「文化祭では俺たちが必ずかけるぞ!」と、盛大に宣言し終えていました。

しかし、アニソンイベントで、アニメでもない、あの「無理筋」な曲をどう使う?

当然そういう悩みが生じます。
で、8月のきらわんへ文化祭の下見に行ったら、主催のマサヤさんが、ロック、メタル楽曲を駆使しつつ、すばらしい完成度でこの曲までアプローチしておりました。
ウォーボーイの格好をしているからてっきり「俺はMADMAXが好きだからかけるぞーーッ!!V8V8!!」くらいの無茶をなさるかと思いましたが、とんでもなかった。キチンと音楽として、完成された上での
Out of Controlでした。
マサヤさんの8月のステージに敬意を払いつつ、僕ららしいMADMAXへの「入り」はどうしようかなあ……と考えた結果、ちょっと古い記憶を引っ張りだしてきて……そういうことになりました。
まぁ……マサヤさんの足元にも及ばないながら、別の個性が出たと思います。ベストは尽くしました。イイです、出禁でもw

V8騒動について。
全て終わったあと、Vineを見ました。
イイですね、みなさん、最高に荒ぶって頂いていて。
あずくんの超かっこいいギターも相まって、ホント、誰も映像見てませんね。
あの映像、実は30時間くらい、かなり頑張って、手をかけて作った、どこを探しても絶対に見つからない一点ものなんですよね。
僕がVDJとして一番幸せを感じるのが、ああいう「何十時間もかけて準備した映像を誰も見ていない」という瞬間です。
マッドマックスは絵なんかなくても、冒頭からラストシーンまで勝手に脳裏に浮かんでくるのです。
コスプレしなくても、両手を掲げるだけで作品再現ができる。
なんて素晴らしい作品なんでしょう。マッドマックスやばい。


15 database/MAN WITH A MISSION
16 僕の言葉ではない これは僕達の言葉/UVERworld

Out of Control明けのミクスチャーロックはなずさんのアイデアです。
僕はこれじゃベタすぎるからZebraheadからパンクロックでいこう!と結構寸前まで主張してたんですけど、いやぁ、やらなくてよかった(笑)。
結構肝心なところはなずさんが決めるんですよね。
僕はワガママなのですが、キチンとフロア目線で考えられるのはなずさんです。

UVERのコレはもう、僕がメタクソに好きな曲です。
コレだけはどんな手を使っても聴いてもらいたい。
アニクラ界隈で「○○してください、何でもしますから!」という決まり文句がありますが、言い回しでなくホントに「何でも」してしまうのが脂肪燃焼団の人柄の悪さです。すみません。純粋に好きな人、すみません。



17 スクランブル/堀江由衣 with UNSCANDAL
18 down town/坂本真綾
19 エキセントリック少年ボウイのテーマ/エキセントリック少年ボウイオールスターズ
20 なんでだろう~こち亀バージョン~/テツandトモ


なずさんに「さんざん散らかしておいて何事もなかったかのようにスクランブルでアニクラらしきフロアに戻そうとする、アニソンDJのようなツラをした最低男」と言われた、UVERからのスクランブルです。
違うよ!どっちもマガジン作品だろ!意味があるんだよ意味は!
スクランブルからのdown townはスカですね。まさか、自分たちのあとぐっさんのスカ特集があるとも知らず、いい曲を食ってしまったのは失敗でした。すみません(でもトゥッティ!までいかなくてよかった…トゥッティ!も頭の中にはありました)。

ところで、ぐっさんのスカダンス講座もすっごく面白かったですね。
僕らのような変化球でなく、ああいう風に「踊れる人を増やす」「踊ることへの障壁を取り払う」地に足の着いたフロア作りも本当に素晴らしいです。down townからは…いや、そういうことだよ。
そこから「なんでだろう」に繋いだのは、僕らなりの「踊ることへの障壁を取り払う」というチャレンジです。


21 自力本願レボリューション/3年E組うた担
22 サムライハートSPYAIR
23 1/3の純情な感情/FLOW
24 拝啓、ツラツストラ/グッドモーニングアメリカ


 最期は「なんでだろう」から僕ららしくジャンプ鉄板MIX。
この辺の順番、今回は珍しくなずさん案です。先月の松本はヘロウ案でした。
どう繋いでもイイモノですね。ジャンプ楽曲は。
ジャンプというだけで高まるパッケージになります。また別の機会に、別のMIXが出せると思います。
 そしてラスト。
この後、99%確定でドラゴンボールがあるにも関わらず、ドラゴンボールの楽曲で終わったのは本当に申し訳ないと思っています。DJ失格と言われても文句の言えないところでしょう。
しかし、またとないフリーザ様との同じ舞台に登る機会です。
だったら、DJ失格でけっこう!
僕は、BANBANBANさんたちの前座で、ドラゴンボールの曲がしたい!
という気持ちが当然ありました。

最期はアマチュアリズムが勝ちましたね。やってしまいました。
下手だ、なっちゃいない、という謗りは甘んじて受けます。しかし悔いはない!

あと、エンディングのギミックにお気づきの方に何人か声をかけられました。
ありがとうございます。そうです。嘘テロップが流れております。
バカでしょ。ホントに。

そうなんです。万事において、アマチュアはイイです。気楽で。
テロップの件のように、ああやって、やりたいと思えば無限に手間と時間が避ける。
赤字が出れば、本業で埋めればいい。
やっちゃいけないことも「まぁ勘弁してください素人だから」って、無視してすり抜けていっちゃうような面もある。

プロはそうはいかない。
色んなルールや制約のなかで戦わなければならない。
はかりしれない苦労があるかと思います。

今回、BANBANBANさんのような、プロの方と同じ現場に立てたことは、僕らふたりにとってすごく誇らしいことでもあり、たいへん気恥ずかしいことでした。
「ふざけて遊んでいるなあ」そんな感じでしょう。僕らの所業は。
しかしまあ、ふざけるにしても我々なりに本気で、常軌を逸したレベルでふざけてみました。
その熱気だけでも、上記45分の中で、共演者に、バックアップの皆さまに、そして、誰よりもフロアに伝播していれば、不肖、自分たちがブッキングされた意味もあるかな、と思っております。



と、言ったような内容が今回の45分でした。
まぁ、なんにせよ、とにかく、一生懸命に考え、準備しましたよ。
どのような感想を抱かれたかは分かりません(怖いから聞きません)。
しかし、僕らは今回のステージ、最高に満足しました。

理由は2点。

死ぬほど準備ができました。

大変早い時期からお声をかけていただいた賜物です。
今回の主催、ネコビート君、彼を支えた諸先輩、仲間のみなさんのおかげです。
こんなに存分にやらせてもらったことは、ありません。強いイベントです。最強です。

そして、どんな場面でも、どんなチャレンジでも笑って受け止めてくれたフロアのみなさんの愛のおかげで、遠方から来てくださったいつものみんなの眼差しのおかげで、最期までバカ騒ぎができました。


内容はともかく、とても大切な、そんなセットリストになりました。
お疲れさまでした。