脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

K.S.G.K. ~帰ってきたクソガキ~、ありがとうございました!

 脂肪燃焼団の復帰第1回は大ホーム、KSGK。
特撮ロボットSFイベント、これが3回目の開催でした。
キャストとお客さんとの絆がだんだん深まってきた感じがいたします。
「かけないと死んじゃう病」「がんばれ5歳」等、フロアでは次々と名言も飛び出し、笑顔が生まれ……
「あぁ、みんな、お客さんに愛されてるな、期待されているな」というのを感じます。
そして、それにしっかりと応える出演者のみなさん。
フロアにいるだけでも楽しいですが、他ならぬブースの一員としてこのイベントに参加できて、嬉しいなあと思ってます。
ホントだよ。でなきゃイベントのOPなんて、金を積まれたって作りません。
僕自身がKSGKの大ファンだから、全力で協力してるんです。


 今回は特別の楽しみもありました。アユミデさんとの共演です。
雷神フリークである自分からしてみれば(といってもustですがw)、憧れのプレーヤーさまです。
先週の京アニタイムはじめ、現場でプレイされるお姿も何度も拝見しています。
この日もキレキレでした。
いやあ、ほぼニチアサ、ほぼ00年代後半だけであそこまで満足度高く出来るんだなあって。
広く展開するか狭く展開するかはアニソンDJの悩みのひとつだと思うんですが、狭く展開するパターンの理想型ですね。とてもマネ出来ない。
でも、いちばん好きなのは、時間いっぱい楽しませた上で、頭と終わりをリンクさせてシメた、アレ。「回り落ち」ですよ。たまんないですね。
あの「好きなものを好きと表現する」構成力、説得力の高さ。まさに圧巻でした。

 プレイそのものも堪能しましたが、今回一緒して、取り組む姿勢が本当に素晴らしいプレイヤーさんなんだな、というのも感じました。ゲストという立場でありながら、我々レギュラーと同じくらい広報してくださったり、開催時間中もツイッターで盛り上げて頂いたり……やっぱり第一線で活躍される方は違うな、という印象です。

 

 で、だよ。
今回は光栄にも、そんなアユミデさんの前座ですよ。
どんな空間で渡すか、そりゃあ、もう、悩みました。
デカレンのコスでいらっしゃる、というのは知ってましたから、戦隊で渡そうかな、と思って、いくつかプランも考えてました。
そりゃだって、KSGK陣以外の戦隊プレイヤーさんと共演するなんて、めったにないことですよ。
戦隊→戦隊ブリッジとか、夢です。

でも、ツイートを拝見する感じ、けっこう好きな作品がカブるなあ、ということに気づきました。
(電王、OOO、トッキュウ……靖子にゃんがお好きなのかなw?)

自分がエゴを通すとアユミデさんのプレイが楽しめなくなる。
お客さんの集中も散らかってしまう。それはイヤだなと。
そこで今回はフォー・ザ・チームを「いちおう」念頭に担当いたしました。
あとの特撮DJ2人に良い流れで繋ぐべく、ノー戦隊、ノーライダー。ついでにノーロボット。思いきり腕をふるってもらえるよう、僕はかなり王道から逸らしたラインナップにしました。


……はずなんですけど、意外とイケちゃったのは、嬉しい誤算ですね。
本来はネタだったはずの、ご当地ヒーロー、ラジオの主題歌、そして最終兵器HKも通る通る。テレ東特撮シリーズだけ通らない
うーん。さすが静岡と言わざるを得ない。
静岡の常識は全国の非常識。試される大地・静岡。


個人的なハイライトはやはりOut of Controlへの持っていきかたとジャニーズ祭り。

きらわんでも披露してますOut of Control。
前回はサントラの「Brothers in Arms」まで持ち出し、1分40秒の楽曲再生のために2分待たせるという、MADとしか言いようのない演出を採用しました。

でも、あれは1案目。

もっとシンプルに「CHANGE THE WORLD(犬夜叉)」→「Out of Control」っていう案があったんですよ。これだとV6→V8です。

過去のセットリストをみればわかると思いますが、この日は直前に「サンデー」やってますよね。

 

shibonen.hateblo.jp

 

ここに、ボツ案の名残がありますw
どっちにしようかなー、と思って、でも結局アークみたいな大箱なら、荘厳な音楽がいいよな、ということで、9月はああいう形を選んだんですよ。

「V6からのV8は、犬夜叉を『ティガ』に変えて、KSGKの山場に回そう」
って予定を立てていました。

 

しかし、その当日。
V6→V8は、2時間も経たないうちにBANBANBANさんに「発見」されました。
自分のアイデアが目の前で拾い食いされているという状況は、萌えますよ。しかもバッチリみんなの心をつかんでる。最高です。「よかった、狙いは合ってたんだな」って。


でももう静岡でV6→V8は出来ないな、って。パクリになっちゃうからね。
練り直しになりました。

これには参りました。
困ったな、どうしてもマッドマックスしなきゃならないのに(←ダウト)。

しかし最終的には「今回は『帰ってきた』なんだから」という所から、ウルトラ経由でああいうブリッジになりました。
イベントが、曲同士を引き合わせてくれました。
個のプレイを良くすれば、イベントが良くなるのは当たり前なんですが、イベントを良くしようと思ったら、逆に個のプレイが面白くなる、なんてコトもあるんだなって。
ホント、イベントって楽しいですね。


うなちゃんのツイートにヒントを得て、まとめてみたジャニーズ×KSGKも面白かったです。
このネタは、まだまだいけますね。やっぱジャニーズの楽曲は一流です。宝庫ですよ。


ただ、マニアの方は相当いますからね。
面白い反面、かなり神経を使いました。かなり勉強しました。
浅くはやれないですからね。
案の定、終わったあとには「Believeだから、次は怪物くんだと思った」と、かなり多くの人に声をかけられました。うわ、やっぱり国民的グループたちの曲を扱うとこうなるんだなぁ、と、人気を痛感しました。
そう。僕もあの場面は「怪物くん」だと思う。それが100点の答案だと思います。
ただ、イベントのコンセプトは「クソガキ」じゃないですか。
ここは、100点狙っちゃダメじゃないですか。
「何でこいつがジャニーズがんばってんのww?」っていう、全力で0点を取る面白さを突き詰めてみたかったんですよね。
というわけで、誰も求めてないところまで掘り進めてみました。

あ、エイトレンジャーのスタッフはライダーだから戦隊じゃないよ!と、言うようなことをMCで言いましたが、アレは僕の記憶違いでした。ごめんなさい。
エイトレンジャーは東宝ですもんね。違います。
ライダーの人がメガホン取った「別のジャニーズ映画」があるんです。
「それ」と勘違いしました。「それ」はボツにしたんですけどね。
「それ」やっちゃうと、やっぱり100点取っちゃう。
アガりすぎるから外したんです。0点取ってこそクソガキですからね。
クソガキDJに100点の正解はいらない。あくまで僕らは0点でいいんです。
僕らの目標は0点を積み重ねることなんです!0点チャンピオンなんです。

……ん????


また別の機会に使用出来たらイイなと思ってます。


 しかしまあ、色々と手は凝らしましたが、基本的にはのびのびやっちゃってますね。
オリエンタルラジオの「武勇伝」であるじゃないですか。「1日1m、バス停を動かして、いつか自分の家の前に持ってくる」ってやつ。1年間ずーっと、アレばっかりやってますよねえw 自分にいいようにルールを寄せてくる遊び?
1回目は「実写アニメ」2回目は「特撮コント」3回目は「ご当地ヒーロー」と「土曜9時」。
もう少しルールの限界に挑み続けるか、ど真ん中に帰るか…。

いずれにせよ、KSGKはまだまだ面白くなりそうです。
みんなで面白くしましょう!