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脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

第拾弐話 「技術」の価値は

 

 

 初心者に向けられた、大変ためになる記事でした。
ちなみに、ここから先の内容と、上記の記事は一切関係ありません。


僕も、ずっと雇われプレイヤーだったので、ミキサーというものに主体的に取り組んだり、理解したりすることなく、3年くらいヘラヘラとやっていました。
ああ、ここに赤白ケーブルを刺すんですね。そしたらこのスイッチを倒して、このつまみを右にギュッと回してフェーダーをぐぐっと上げていくとカメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン!
なるほどー!分かりましたー!みたいなね。

そんな風に「感覚」としてしか理解してませんでした。


少なくないと思います。そういう無邪気なプレイヤーって。


それをこうして「知識」として言語化して、一覧にしてもらえるのは本当に助かります。
ためになる記事です。


しかし。こういう記事がバズッて自分のとこに巡って来るとき、なんかモヤモヤッとすることがあるんです。


また「知識」かあ、と。


「技術」の話はないもんかな??


そこんとこ、どうなってんだろ??と。


すみません、僕昨日コントローラー買ったばっかで、まあ何とかパソコン回りは繋ぐことができるようになったんですけど、現場ではどうしたら良いんでしょう?


あの、ドラムのドンドンドン!の早さが同じ曲同士、いつ曲変わったか分かんない、あの曲の変え方、あれ、どうすれば出来るんですか?


まだまだ、どっちかと言うとお客さんに近い人材を、ステージに立つまでに、最低限身に付けるべきこと=「知識」の記事は大変ありがたい。


そこから先をフォローアップする記事ってないなあ???


っていつも思うんですよ。

 

さあ、これから始めるぞ、っていうレベルのDJさんのほとんどが、
経験値はゼロ。
音楽の引き出しが豊富にあるわけでもない。
ずば抜けた才能があるわけでもない。
着眼点はズレていて、発想も貧しい。
独創的なアイデアも、ない。


そんな、凡庸あるいはそれ以下の人材のはずです。


そんなプレイヤーが「あ、彼、良いね」と言われるため「技術」を伝授してくれる記事は、どうして見かけないんだろう??


重ねて言いますが、上記の記事に価値がないとか、書いて下さった方にそこまで求めているというワケじゃないです。

 
僕がそういうのを端から読みたいと思っているんだけど、ないなあ、って。

DJが人前に立てば、閑古鳥になるか、興奮のるつぼになるか、という結果がついて来る。

これは僕の考えなんですが、DJをやる以上「見過ごされて良いことはない」と思っています。


100人の現場があれば、勇んで100人を取りにいくのが「正解」だと考えてます。


「自分のことを心から理解してくれるたった一人にめぐり合えれば幸せ」?


いやいやいや、自分もオーガナイザーですが、そんなマイペースな人をメンバーに加えるわけにはいきません。
曲に携わってくれたアーティストも、そんなつもりで歌っているとは思えません。


でしょ?


だから、DJが見過ごされず、より多くの人に足を止めてもらう「技術」。
これが絶対に必要だと思うんです。ニーズあると思うんです。
でも、そういう記事はない。


なぜか。


想定される答えに、こういうのがあります。


「足を止めるかどうかは、素材がすべてであって、技術は大きく左右しない」。


要するに、ヒットチャートみたいなセットリストであるかどうかが勝敗を決する、と。
たまにチラッと聞くんですけど、僕はこの考え方、どうしても受け入れがたい。
だって、素材がよい悪いを決めるのなら、フロアはパターン化するはずなんです。
「パッとしない僕が」「異世界で英雄に」の、「なろう」小説と同じになるはずです。


幸いなことに、現状のシーンはそうなっていない。
多様な音楽、多様なイベントが展開されている。
だから「素材がすべて」なんて、ありえない。そう考えてます。


他に想定される答え。


「足を止めるかどうかは、プレイヤーのセンスや持って生まれた才能がすべて」。


それもあまり信じられない。
DJのセンスが全てなら、芸人であるやついいちろうダイノジが突然音楽フェスに乗り込んでいって天下を取れるワケがないですよね。

たまたま日本有数のDJセンスを持った人間がお笑い芸人にいて、それがひょんな機会に開花した??
そんなこと、ないでしょう。



僕はこう思います。
「お笑い芸人の持っている、何がしかの技術をプレイに応用すると、DJとしても天下が取れる」。

 

つまり。

知識の量でもなく、ヒットチャートてんこ盛りでもなく、DJセンスでもなく、経験の量でもなく、持って生まれた才能でもなく、ルックスでも、露骨に見える、胸の谷間や、ナマ脚や、生ケツでもない「何か」がある。
その「何か」を身に付けることで、人の足を止めさせることができるんだ
、と。

 

僕は思ってます。んでもって、それを知りたいんです。


この前のオリンピック、陸上男子400mリレーでもあったじゃないですか。バトントスの「技術」。
速く走るための「知識」は全ランナーが持ってます。
速く走るための「才能」は、ジャマイカ・アメリカのランナーが圧倒的でした。
でも、バトンを早く渡す「技術」を持っていた日本が、世界2位と健闘している。


アレですよ。アレ。
あの記事はどこにあんのさ。何で誰も記事にしてくんないのさ。

 

どっちかって言うと、そっちをわりと読みたいんですけどね。
見かけないのは何ででしょうね。

  

①そんな技術などはない。知識と素材と才能が全てである。現実は非情である。
②技術はある。しかし言葉に出来るものではない。現実は非情である。
③技術はある。しかし技術を持っている者は黙っている。そんなことを軽々しく人に教えるわけがない。自分の現場が減る。
④技術はある。しかしニーズがない。なぜなら、DJのほとんどが自分のやっているプレイがベストであり、至上最高と信じて疑っていないので、他人のアドバイスを必要としていない。



ま、③か④なんでしょうが。