脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

創聖のアクエリオンと「それなー!」タオルときらわんパーティ。

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 きらわんパーティ、お疲れ様でした。

 いろいろありましたが、思い出深かったのはは、アニソンディスコのクライマックスで「それなー!」タオルとともに壇上にお招き頂いたことでしょうか。

これはねえ……味わい深いですよ。


「それなー!」タオルを思いついたのは……アークのお向かいで開催された「マグロック」に行った時なんです。


僕はそもそも踊るのが大の苦手で……オタ芸もギクシャクするし、ナマステスネークなんてもってのほか。
なるべくなら難しい踊りがなくても面白いことをしたいな、といつも思っていて。
グロックでのダイノジさんのDJで、理想のパフォーマンスに出会ったんです。


それが「1万年と2千年前から愛してる!」「オレモー!」


おそらく、アイドルの現場でよく見る「おれもー」コールをアクエリオンに転用したんだと思うんですが。
あ、コレいいな!って思って「オレモー!」を「それなー!」にアレンジしてグッズ化。これから自分たちの武器にしていこう!自分のイベントの名物にしよう!
って思って、じょじょに浸透させようとしてた矢先のこと。


なんと「生誕の地」清水で、アニソンディスコの皆さんの導きで、まったくの本来の使い方に戻ってしまいました。


厳密に言えば、7月にアニディス本編に遊びにいったときに、すでに「それなー!」は発見されておりました。
だから、アークでアクエリオンのイントロがかかった時は、ドキッ!としましたね。
あれ、ここで!?!?清水で!?って。

そこからはあっという間の5分間で……何と言っていいのやら。
会場は盛り上がっていたんで、そりゃ嬉しい。
その反面、やっぱりこの使い方だよなあ……という寂しさもあり。
うわっ、ダイノジさんのヤツ見つかっちゃったよ!それもアニディスに見つかっちゃったよ、ゴメンナサイ!という、後ろめたい気持ちもあり。

色んな気持ちが沸きあがる、不思議な時間でした。

別にアクエリオンも好きだし、アニディスも好き、ダイノジも好き……でも、全部集まるとザワつく、という……。アレかな?ジャニオタの人が、嵐とSMAPが同じフレームに映るとザワつくのと同じ?


ファンがやましく感じる必要はないんだけど、なんだか落ち着かない、というね。

なんだかピンとこない人は、ググッてください。ネット社会だから。


 

 出し物については「自我」に目覚めるのが早すぎたかなあ……?と思いました。
Twitterにも書いたんですが、静岡のみなさんとだんだん顔なじみになってきたり、自分らなりにツカミも覚えたりで、3年越し・3回目にふさわしい内容の出し物ができたと思っています。対面で、ツイッターで、想像以上の反響をいただきました。みなさん、僕らの仕掛けによく気づいてくださって、ホントに嬉しかった。
3年もの間にわたり、こうしたチャレンジを、成長の機会を与えてくれた主催のネコビ君にも、感謝でいっぱいです。でも僕らより強いヤツをあんなにたくさん呼ばなくていいです。


 イベントちょっと前、きらわんブログに晒された、自意識と思い上がりとテンパリをじっくり煮詰めたそびえ立つクソのような決意表明がありましたよね。
あそこに書いた文章の99%は出演するためのきれいごと、要するに嘘なんですけど、たったひとつ真実の部分があるとすれば、それは「僕らのルーツがアニディスさんである」ということです。
僕らみたいの、晴れ舞台でブッキングされると絶対ジャマなんです。
同じことしかできないもん。
自覚しているんですよ、一応。


 だから、それでも……と、今回は別物になるよう模索しました。
あえて「逆」にやってみました。
どこがどう「逆」かは分かんなくてイイんですが、逆なんです。僕らなりの工夫があるんです。

 さらに、今や僕たちのもうひとつのルーツ「オタクション」クルーの音楽を踏まえてみました。
いけないボーダーライン」のタタタタタタタ…と「ロマンスがありあまる」のタタタタタタタ……のMIXは、ゆゆさんのインスパイアですし、途中のEDMっぽい部分は「梨アニ」のZiLと全く同じです。繋ぎ方も真似ました。そこから先の展開のギャップで個性を出しています。


ジョジョのザ・ワールド変則MIXも、Hotel Moonsideのひと手間も、特別手をかけた甲斐があるリアクションを頂きました。

新アイデアに、意味はありました。沢山のリアクションをいただきました。
ひと皮むけたという実感があります。


 でも、ホンモノと並ぶとなあ。


結局、サッカーの日本代表の選手がよく言う「自分たちのサッカー」「日本らしいサッカー」と同じだったな、と。
自分らしくなくていいからUAEに勝ってみせろよ、って思うじゃないですか。
あれと一緒だったな。
本物と並ぶには、ただただ、しゃらくさかった。
「自分たちのスタイル」を貫くより、もっと破綻してもイイから、もっと露骨にパクリでもイイから、がむしゃらに楽しい音楽に取り組んでもよかったな。

なんてね。思いました。


バカなんだから、ヘタなんだから、背伸びしなくても良かった。
その方が、熱を帯びた音楽、ステージができたかなとも思います。


遠慮が過ぎました。お行儀が良すぎました。


また、これから巻きなおしていこうと思います。

 


さっそく来月大舞台がありますからね。これからは貪欲にいきますよ。
ユニラボからはビューティフルゴールは狙いません。転ぼうが手で触ろうが、泥まみれになろうが1点取る。
2016-17シーズンは、そういうスタイルに切り替えていくぞ。


色んな気持ちが駆け巡る、夏の終わりの忘れられない1日になりました。


またぜひ、きらわんで一緒に遊びましょう。