脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

2017年もありがとうございました。

2017年もありがとうございました。

脂肪燃焼団は12月、とくにオファーもないので一足先にシメたいと思います。
あ、もちろん面白いお話があれば、全然出ますよ。クリスマス以外は空いてますよ。

 

今年を振り返ってみれば。
いやあ。ヘロウとしては大満足の2017年でした。


何と言っても今年の大イベントはアニソンディスコWOMBに出られたことですよ。


2012年。
まだ、あの大震災のあとの、何となく湿っぽい空気の中。
新宿の地下で、たくさんの人達に笑いと喜びを提供していたアニソンディスコさん。
彼らに出会い、憧れた、山梨の片田舎の僕らが…



脂肪燃焼団が、
壮絶な公募を勝ち抜いて、渋谷WOMBに殴り込みました。



自分で言うのも何ですが、



こんなサクセスストーリーはなかなかないと思ってますよ。



地方のDJは、だいたい東京にフィットできずに地方でキャリアを終えるんです。
僕らってスゴいです。ハッキリ言ってサクセスストーリーです。


振り返ってみて、じゃあ、何でそんなことが出来たって、逆説的ですが、キチンと地元に向き合ったからなんですね。






今日、ちょうどこんなツイート見かけたんですけど。


脂肪燃焼団のスペシャルな所は、皆さんよく仰ってくれるんですが「音声と映像が完全同期している」=VDJってことなんですよ。


でもこれ、最初からスペシャルだったわけでなくて、僕らがデビューした頃の、2012年の山梨では「フツー」だったんです。


アニクラが始まった頃の山梨って、VJに人材割けるほど余裕なかったんですね。
「悪いけどDJさんが映像も自分で出して」っていう時代があったんです。


「東京」視点から見れば、あまりにも行き届いていないイベント模様でした。


ハッ!だから田舎は嫌なんだよ!
東京のイベントはこうだよ!東京のスタンダードはこうだよ!


そんなふうに言われ続けてきました。


しかし僕は、そんな山梨の台所事情が逆に「面白い」と思ったんです。
確かに苦労は多いけど、じゃあ、俺の「間」で映像が出せるってことだよねって。


WOMBの僕らの公演、今年10月のきらわんの僕らの公演。
どちらも、僕らの間で映像が出るからこその演出がまぶしてあります。



山梨のローカルプレイヤーが、東京のキープレイヤーに驚きを与える。


ローカルの力を、ナメるなよ!!
俺たちは単なる東京のフォロワーじゃないぞ!



僕らの底力を示すことが出来て、最高に、痛快な1年でした。




つい先日、リアニメーションに初めて参加しました。


最高の演出、最高の音楽、最高のガジェット。
これはもう、僕のような一介の地方DJが真似出来る領域ではありません。
新木場。異空間です。

しかしですね。

今年、僕らは「窮鼠猫を噛む」程度ではありますが、かましてやりました。
山梨のルーツを。山梨の面白さを。


このアニクラブームがいつまで続くか分かりませんが、「ローカル」の才能だって、その一助となるはずです。
もうすっかり後輩たちを迎える立場になりつつありますが「誰それさんみたいなDJになりたいです!」「どこそこみたいなイベントを目指したいです!」なんて、


そんなしゃらくせえこと言うな!!


面白いと思ったことをやれ!!


ひっそりそんなことを思ってます。


僕が初めて触れた、鮮烈なアニクラは、限りなく青天井で、限りなく自由でした。


ある程度、だんだん「アニクラってこういうもんだよね」と、イメージが固まりつつありますが。

そうじゃない!!

囚われることなく、めいっぱい、この遊びを楽しんでいただきたいと思います。



そんな思いとともに。



自分たちのことを改めて思い返すんですが。




脂肪燃焼団は、




山梨で愛され、ついに今年、渋谷に飛び出し。

 

 


憧れのアニソンディスコに出演させてもらい。




考えうる、最高のサクセスストーリーを駆け抜けました。








「やり遂げた」そんな思いを抱きました。









「もう、これ以上のストーリーはあり得ない」
そんな思いとともに。有終の美を飾り。












そのキャリアを終え……
















ようかなーって、結構、本気で思ってたんですけどね。ふたりして。













なんか…









なんか、まだ言えないんですけど、
脂肪燃焼団史上、最大規模で、最高にエキサイティングなストーリーが、2018年にまだ待ってるらしくて、ですね。












ぜーんぜん、辞めらんないです。
楽しすぎて。









2018年。
まだ、もっと、こんなに楽しいことが待ってるのかって、燃えてます。
結成した当時…初めて舞台に立った時と同じくらいの熱量で、続けられそうなんで。





脂肪燃焼団・第2章。
駆け抜けたいと思っています。