脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

アニソンDJになろう!feat.詩月かりん に遊びに行ったら、新たなDJエンタメが生まれかけていた

 来日中の香港の仲間に会いたくて……アニソンディスコの今年最後の本編を泣く泣く見送らせていただきました。

ペリスコープで可能な限り見ていたのですが……
いやー……やっぱり現地でなきゃダメだなあ。
いつもの興奮を味わいたかった……。フロアのみなさんにも会いたかった……。


と、ものすごく飢えていたところに、

 

 

 

 

 えっ!?DJ聴けるし、タネも聞けるの!?
そりゃいいなと思い、万障繰り合わせて足を運んでみました。


ところで鮫島さんには「いつもブログ読んでいる」と言われちゃって、なんだか力が入りますなあ。
ちなみに僕は鮫島さんのブログ、たまにしか読んでいません。すみません。

先日、ここに書いた内容が何となくカブったのも、別に寄せているわけではなくマジの偶然です。あとでなずに言われて、えー!俺イタいファンみたいになっちゃってんじゃん……と、メチャ恥ずかしい思いをしました。
バツが悪いので、この記事のあとはしばらく地元の美味しいパンケーキの店とかについて書こうかなと思っています。

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色々書きたいことがありますが、まずは銀星さんの初心者講習
これが、とても素晴らしい内容でした。
はじめはボンヤリと、生徒役の詩月さんが可愛らしく四苦八苦するところを眺めていたのですが、いざ銀星さんの講義パートになれば、単純な技術の話にとどまらない、僕のような5年目にもガツンと響く、あらゆる場面に通じる実践的な手口。質実剛健な心構えの伝授。
これは、効く!
鮫島さんのDJ目当てでしたが、それまでに十分入場料以上に楽しませてもらいました。
惜しみなく語られる内容に、気づけば前のめりです。


僕らも5年間、人並みに見て盗み、聞いて盗み。
楽しんでもらいたいのに、現場でトチり。
イデアは浮かぶのに、自分の技術で実現できず。
「日本のアニソンは繋ぎにくすぎてDJ出来なぁーい! !」と、渡辺謙ばりにキレまくったりしながら、いろいろ身につけてきた自分なりのテクニック。
ヤバい!俺は天才なんじゃなかろうか!世紀の大発見だ!と思ってみたり、こんな事していいのかな…ズルなんじゃないかな…と思っていた、自分のいくつかの技の数々がお話に出てきた際には、思わずニヤリとしてしまいました。
おお、大先輩も同じことで悩むんだ、僕らもなかなか的を射た努力をしてたんだ、と。


ただ、それと同時に「あれ?僕らが手探りで身につけてきた5年間の知識技術って、この講習会に来てれば一発で身につけられたんじゃ…」ということに気づき、これまた笑うしかないという。

僕らの5年間、銀星さんの20分。
「お前の一生、矢沢の2秒」以来の衝撃です。

 

東京の初心者さんはこのレベルから始まるのでしょうか。
やっぱ何事も最先端で勉強しなきゃダメですね。
勇気づけさせられたり、謙虚な気持ちにさせられたり。
自分よりはるかに卓越した方に教わる大切さを改めて学ばせて頂きました。
お話もぜーんぜん堅苦しいことはなく、ご自身の体験談があったり、マニアックな例え話があったり、実にユーモラス、かつ、サービス精神にあふれた語り口。

直接ご挨拶もさせて頂きましたが、惚れ申しました。

口幅ったい感想で誠に恐縮ですが、尊敬できるDJさんが増えてよかったです。
銀星さんがおっしゃった「良いDJさんだな」と感じさせるポイント、とても共感いたしました。目の前のシーンに照らすと、ものすごい逆風を感じますが、僕も「そういう」プレイヤーになりたいなと思いました。


出会いに感謝しております。


目当ての鮫島さんの語られたノウハウは、んー、なんでしょう。僕としては、


超絶薄っぺらい内容に見せかけた極意に見せかけた超絶薄っぺらい内容に見せかけた極意


という風に理解しました。

ま、どうでもいいです。好きだから!
アクセスフラッシュ出来たから、答えはなんでもいいです。


それにしても出色の面白さだったのは「前半で練習したDJの内容を、最後にお客様にもう一度通しでお披露目する」という、イベントのクライマックスですね。
タネがバレているものをもう一度見せられるという、奇天烈なパフォーマンス。

壮絶なドタバタぶり。

すみません。ゲラッゲラ笑ってしまいました。

誓って言うのですが、僕は「出来の悪さ」を笑っていたわけではありません。
さすがの僕も、人の未熟さを笑うほど人でなしではありません。


僕は、
「準備をバッチリ整えて、当事者もやる気十分なんだけど、ほんのちょっとした事から
少しずつ歯車が噛み合わなくなり、それを何とかしようと当事者に変な力が入ることによって、なお一層、事態が混沌を極めていく」というシチュエーションが、メチャメチャツボなんです。


例えるならほら、アレですよ、あの……


うーん、例えるのにこれ以上ないくらいピッタリな映画のタイトルがひとつ頭の中に
ポン!と浮かんでいるんですが、ちょっとダメだと思うので、


まるで三谷幸喜さんの映画を観ているようでした。


といったところにしておきます。

そういうのを狙ってやっているのかどうかは知りません。

勝手に僕が「アレっぽいな」と思って楽しんだだけかもしれませんし、多分そうなんですが、DJってのは、そういう面白さも盛り込めそうだな、まだまだいくらでも面白くなるな、と思わされました。


スーパープレイも面白い。
選曲の妙も面白い。
ただ必死、ってのも面白い。


僕らもがんばろう。学んだことをふんだんに注ぎ込んで、次は1月!
バッチバチに盛り上げたいステージがあるので、僕らも詩月さんのように、必死でやりたいと思います!