「よそ者」「若者」「バカ者」によせて。
あまりに突然なんですけど。
「よそ者」「若者」「バカ者」論って知ってます?
近年、まちづくりの分野で使われるトレンドワードです。
何も知らないからこそ、新しい発見ができる「よそ者」、
柔軟な発想を持ち、失敗を恐れずチャレンジする「若者」、
情熱を抱いて、一直線に活動に打ち込める「バカ者」、
いま、世間の注目を浴びる地域では、必ずこういう人材が活躍している、らしいです。
言われてみれば、くまモンを生み出した人は放送作家。
ふなっしーの中の人は地元の自営業の方。
「ナポレオンの村」の高野誠鮮さんも、地元にUターン転職した「出戻り」。
地元の役所の方、農協の人、商工会の人が知恵を結集してじーーーーーっと何年も何年も考えても、まったく気づかなかった魅力や、思いもよらない面白いことを、こう言う人たちはパーンと見つけてしまうんですね。
こういう人たちは。
「あれ、こんなイイもんあるじゃん」ってなノリで。
で、一度惚れ込んだら手放さない。
心から面白がっているもんだから、自然と、ユニークに、情熱的に広めてしまう。
青森の「せんべい汁」って、あるじゃないですか。
B-1グランプリでおなじみの。
あれがコンテストに出ると決まった時には、地元の反発が結構あったんですって。
「あんな、食う物がなかった頃の昔の食べ物をよそに出すなんて恥晒しだ」
って。
しかし、その結果はごぞんじの通り。
多くの人にその美味しさ、成り立ちの面白さが受け入れられ、今や全国的な知名度を誇る立派な郷土料理です。
もちろん知識、経験を軽んじるわけではありません。
しかし「完成」よりも「感性」の力を信じてます。
無垢である方が、より大きな力になることもある。
僕も遠慮がちというか、気が優しいというか…ともかく、東京の会社で使い物になんなかった「出戻り」=「よそ者」なのですが、今の職場ではフィットする業務があったらしく、良くしていただいております。
だから、アウトサイダーが大切なんだ、っていう、この考え方が結構好きなんですよね。
と、言うのが「前段の」よもやま話。
ここからは心当たりのある方への私信です。
何も知らないからこそ、新しい発見ができる「よそ者」、
柔軟な発想を持ち、失敗を恐れずチャレンジする「若者」、
情熱を抱いて、一直線に活動に打ち込める「バカ者」、
の、
6名様はピンと来たでしょうか。
そんな期待を込めて、なずの方からお声をかけさせていただきました。
また後日、詳細をお話しします。
イメージは「まちおこし」です。
今ある楽しいこと、まだ芽吹いたばかりの面白いことを、新しい感性で、アイデアで、もっともっと強く大きく膨らませる。
そんな感じで、よろしくお願いします。
一緒に、楽しいことをはじめましょう。