脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

ボールルームへようこそとふくゐちゃんのアニソンDJ研究会の話

 遅い!遅いのは分かっています!

しかし、改めてこのたび、なずさんに勧められて読んでみたら、これがメチャメチャハマったので。

 
 これはスマッシュヒットでした。さすがなずさんよく俺の好みをわかっていてくださる。
 主人公のたたら君のダンスに対する姿勢がとても魅力的で、この年になって中学3年生のキャラに言うのもなんなんですが、見習いたい。



学びたさに駆られる。

本気であることを伝える。

教育者や、周囲にいるキーパーソンを本気にさせる。

独断や自らの視野を挟まず、ひたむきに学ぶ。

大きな学びを得る。


マンガなのでスマートに描かれていますが、これ、出来ますか?
たたら君のように素直で、謙虚な人間になりたいと思います。もうこの年になると、さすがに、超サイヤ人になれたりしなくてもいいです。全身がゴムのように伸びなくてもいいですので。彼の姿勢がほしい。心がけがほしい。



その「学ぶ姿勢」の手始めとして今週の話。




ああ、僕はこの研究会に参加したい!!!
まだまだ学び足りないし、もっと探求してみたい気持ちがあります!!





 僕が思うに、DJって、取り組んでいる方も含めて、少なくない方が勘違いしていると思うんですよ。
「お客さんの前に立って、ひとりひとりのニーズをその場で次々とピックアップできるDJが一番良いDJ」そんな風に思っている方が多い。先輩後輩問わず、よく言われます。
実際、そういう方針で教わりました。現場は色んな人が入り混じった生き物。思うようにいかないもの。だからフリープレイ。臨機応変


しかしです。「現場は思うようにいかない」というなら、あのフェスで、あの大規模イベントで、メインを張っているビッグネームの皆様方は、3回に1回くらいスベってもいいはずですよね
でも、ヘッドライナーを飾るような方々は、絶対にスベりません。
思ったところでウケないこともありません。
逆に、思いの外ヘンな所がウケてしまうということもありません。
3年やっても、5年やっても、今日もメインステージで結果オーライ。

そんなはずはない。

そこには、意識的なり無意識的なり、用意した所、狙った所がかならず当たるような、きめ細やかな配慮や設計図があるはずじゃないですか。


「自分の感覚ひとつでやってるから分かんないんだよなあ」


と、出来る人は言います。いや、そこを何とか、といつも思っています
それこそがほんとうの意味でのDJ論じゃないですか。
俺は〇〇は良くないことだと思う、さあお前のジャッジメントは?という旗揚げゲームが「論」といって耳目を集めますが、そういうことじゃなくて。




だから、ぜひこういう取り組みが実を結んでほしいと思いますし、何らかの形でぜひ参加したいと熱望しています。



こうした研究で「あらゆるブース内の活動にいったん全部説明がついてしまう」っていうの、もしかしたら、少なくない人が嫌悪感を催すかもしれません。
理屈は関係ねえよ!ハートの問題だよ!最後は愛なんだよ!みたいな。

でも、ジャンルが変わって申し訳ないんですが、野球。

野球のセオリー「もっとも打撃に優れた人間を4番目に並べる」「8人の野手の立ち位置」。
あれは競技に携わった人間でなく、学者が研究した結果、ああなりました。
最近では「高いお金を出してでも獲得すべき選手」も、ヒット数や三振の少なさといった、目に見えやすい単純な指標や、監督やゼネラルマネージャーの印象などでなく、統計学の観点から割り出されているはずです。


高度な研究が入ってくることは、絶対にシーンを面白くするはずなんですよね。
それに自分がついていけるかいけないかは分かんないんですが、ファンとしても、大変に意義深いものだと思っておりまして、重ね重ね、関わりたいなあと思いつつ、29日は仕事がありつつ…。


とりあえず、こういう人間がいるということだけ、どうか、頭の片隅に留めていただきたい!