ボールルームへようこそとふくゐちゃんのアニソンDJ研究会の話
遅い!遅いのは分かっています!
しかし、改めてこのたび、なずさんに勧められて読んでみたら、これがメチャメチャハマったので。
これはスマッシュヒットでした。さすがなずさんよく俺の好みをわかっていてくださる。
主人公のたたら君のダンスに対する姿勢がとても魅力的で、この年になって中学3年生のキャラに言うのもなんなんですが、見習いたい。
学びたさに駆られる。
↓
本気であることを伝える。
↓
教育者や、周囲にいるキーパーソンを本気にさせる。
↓
独断や自らの視野を挟まず、ひたむきに学ぶ。
↓
大きな学びを得る。
マンガなのでスマートに描かれていますが、これ、出来ますか?
たたら君のように素直で、謙虚な人間になりたいと思います。もうこの年になると、さすがに、超サイヤ人になれたりしなくてもいいです。全身がゴムのように伸びなくてもいいですので。彼の姿勢がほしい。心がけがほしい。
その「学ぶ姿勢」の手始めとして今週の話。
教えるとか、DJ論とかじゃなくて、ちゃんと"アニソンDJ"を、因数分解して、体系化するっていう研究会やりたいのですが、誰か一緒にやりませんか.....
— ふくゐちゃん@7/27🍺あにのま🍺 (@koppe_panna) 2018年7月16日
ああ、僕はこの研究会に参加したい!!!
まだまだ学び足りないし、もっと探求してみたい気持ちがあります!!
ハウゼンの鑑賞の発達段階理論???まだまだ勉強が足らない。来たるふくゐちゃんの研究会への参加に向けて、とっとこハム太郎のサークルモッシュと、ロジェ・カイヨワの定義するミミクリー及びイリンクスとの構造的な合一性についてくらいは論じられるようにしておく必要がありそうだ。
— ヘロウ@脂肪燃焼団 (@hello0602) 2018年7月17日
僕が思うに、DJって、取り組んでいる方も含めて、少なくない方が勘違いしていると思うんですよ。
「お客さんの前に立って、ひとりひとりのニーズをその場で次々とピックアップできるDJが一番良いDJ」そんな風に思っている方が多い。先輩後輩問わず、よく言われます。
実際、そういう方針で教わりました。現場は色んな人が入り混じった生き物。思うようにいかないもの。だからフリープレイ。臨機応変。
しかしです。「現場は思うようにいかない」というなら、あのフェスで、あの大規模イベントで、メインを張っているビッグネームの皆様方は、3回に1回くらいスベってもいいはずですよね。
でも、ヘッドライナーを飾るような方々は、絶対にスベりません。
思ったところでウケないこともありません。
逆に、思いの外ヘンな所がウケてしまうということもありません。
3年やっても、5年やっても、今日もメインステージで結果オーライ。
そんなはずはない。
そこには、意識的なり無意識的なり、用意した所、狙った所がかならず当たるような、きめ細やかな配慮や設計図があるはずじゃないですか。
「自分の感覚ひとつでやってるから分かんないんだよなあ」
と、出来る人は言います。いや、そこを何とか、といつも思っています。
それこそがほんとうの意味でのDJ論じゃないですか。
俺は〇〇は良くないことだと思う、さあお前のジャッジメントは?という旗揚げゲームが「論」といって耳目を集めますが、そういうことじゃなくて。
そういう意味では僕も一緒な部分があると思います...!!
— ふくゐちゃん@7/27🍺あにのま🍺 (@koppe_panna) 2018年7月17日
そもそも今回やりたいのは、全てをロジックとしてきちんと言語化(もしくは記号化)して組み立てられないのかという話なので。
だから、ぜひこういう取り組みが実を結んでほしいと思いますし、何らかの形でぜひ参加したいと熱望しています。
こうした研究で「あらゆるブース内の活動にいったん全部説明がついてしまう」っていうの、もしかしたら、少なくない人が嫌悪感を催すかもしれません。
理屈は関係ねえよ!ハートの問題だよ!最後は愛なんだよ!みたいな。
でも、ジャンルが変わって申し訳ないんですが、野球。
野球のセオリー「もっとも打撃に優れた人間を4番目に並べる」「8人の野手の立ち位置」。
あれは競技に携わった人間でなく、学者が研究した結果、ああなりました。
最近では「高いお金を出してでも獲得すべき選手」も、ヒット数や三振の少なさといった、目に見えやすい単純な指標や、監督やゼネラルマネージャーの印象などでなく、統計学の観点から割り出されているはずです。
高度な研究が入ってくることは、絶対にシーンを面白くするはずなんですよね。
それに自分がついていけるかいけないかは分かんないんですが、ファンとしても、大変に意義深いものだと思っておりまして、重ね重ね、関わりたいなあと思いつつ、29日は仕事がありつつ…。
とりあえず、こういう人間がいるということだけ、どうか、頭の片隅に留めていただきたい!