脂肪燃焼団のおふとりさまですが相席よろしいですか?

脂肪燃焼団のメンバーが日々思ったこと、食べたものなど。

K.S.G.K. ~帰ってきたクソガキ~、ありがとうございました!

 脂肪燃焼団の復帰第1回は大ホーム、KSGK。
特撮ロボットSFイベント、これが3回目の開催でした。
キャストとお客さんとの絆がだんだん深まってきた感じがいたします。
「かけないと死んじゃう病」「がんばれ5歳」等、フロアでは次々と名言も飛び出し、笑顔が生まれ……
「あぁ、みんな、お客さんに愛されてるな、期待されているな」というのを感じます。
そして、それにしっかりと応える出演者のみなさん。
フロアにいるだけでも楽しいですが、他ならぬブースの一員としてこのイベントに参加できて、嬉しいなあと思ってます。
ホントだよ。でなきゃイベントのOPなんて、金を積まれたって作りません。
僕自身がKSGKの大ファンだから、全力で協力してるんです。


 今回は特別の楽しみもありました。アユミデさんとの共演です。
雷神フリークである自分からしてみれば(といってもustですがw)、憧れのプレーヤーさまです。
先週の京アニタイムはじめ、現場でプレイされるお姿も何度も拝見しています。
この日もキレキレでした。
いやあ、ほぼニチアサ、ほぼ00年代後半だけであそこまで満足度高く出来るんだなあって。
広く展開するか狭く展開するかはアニソンDJの悩みのひとつだと思うんですが、狭く展開するパターンの理想型ですね。とてもマネ出来ない。
でも、いちばん好きなのは、時間いっぱい楽しませた上で、頭と終わりをリンクさせてシメた、アレ。「回り落ち」ですよ。たまんないですね。
あの「好きなものを好きと表現する」構成力、説得力の高さ。まさに圧巻でした。

 プレイそのものも堪能しましたが、今回一緒して、取り組む姿勢が本当に素晴らしいプレイヤーさんなんだな、というのも感じました。ゲストという立場でありながら、我々レギュラーと同じくらい広報してくださったり、開催時間中もツイッターで盛り上げて頂いたり……やっぱり第一線で活躍される方は違うな、という印象です。

 

 で、だよ。
今回は光栄にも、そんなアユミデさんの前座ですよ。
どんな空間で渡すか、そりゃあ、もう、悩みました。
デカレンのコスでいらっしゃる、というのは知ってましたから、戦隊で渡そうかな、と思って、いくつかプランも考えてました。
そりゃだって、KSGK陣以外の戦隊プレイヤーさんと共演するなんて、めったにないことですよ。
戦隊→戦隊ブリッジとか、夢です。

でも、ツイートを拝見する感じ、けっこう好きな作品がカブるなあ、ということに気づきました。
(電王、OOO、トッキュウ……靖子にゃんがお好きなのかなw?)

自分がエゴを通すとアユミデさんのプレイが楽しめなくなる。
お客さんの集中も散らかってしまう。それはイヤだなと。
そこで今回はフォー・ザ・チームを「いちおう」念頭に担当いたしました。
あとの特撮DJ2人に良い流れで繋ぐべく、ノー戦隊、ノーライダー。ついでにノーロボット。思いきり腕をふるってもらえるよう、僕はかなり王道から逸らしたラインナップにしました。


……はずなんですけど、意外とイケちゃったのは、嬉しい誤算ですね。
本来はネタだったはずの、ご当地ヒーロー、ラジオの主題歌、そして最終兵器HKも通る通る。テレ東特撮シリーズだけ通らない
うーん。さすが静岡と言わざるを得ない。
静岡の常識は全国の非常識。試される大地・静岡。


個人的なハイライトはやはりOut of Controlへの持っていきかたとジャニーズ祭り。

きらわんでも披露してますOut of Control。
前回はサントラの「Brothers in Arms」まで持ち出し、1分40秒の楽曲再生のために2分待たせるという、MADとしか言いようのない演出を採用しました。

でも、あれは1案目。

もっとシンプルに「CHANGE THE WORLD(犬夜叉)」→「Out of Control」っていう案があったんですよ。これだとV6→V8です。

過去のセットリストをみればわかると思いますが、この日は直前に「サンデー」やってますよね。

 

shibonen.hateblo.jp

 

ここに、ボツ案の名残がありますw
どっちにしようかなー、と思って、でも結局アークみたいな大箱なら、荘厳な音楽がいいよな、ということで、9月はああいう形を選んだんですよ。

「V6からのV8は、犬夜叉を『ティガ』に変えて、KSGKの山場に回そう」
って予定を立てていました。

 

しかし、その当日。
V6→V8は、2時間も経たないうちにBANBANBANさんに「発見」されました。
自分のアイデアが目の前で拾い食いされているという状況は、萌えますよ。しかもバッチリみんなの心をつかんでる。最高です。「よかった、狙いは合ってたんだな」って。


でももう静岡でV6→V8は出来ないな、って。パクリになっちゃうからね。
練り直しになりました。

これには参りました。
困ったな、どうしてもマッドマックスしなきゃならないのに(←ダウト)。

しかし最終的には「今回は『帰ってきた』なんだから」という所から、ウルトラ経由でああいうブリッジになりました。
イベントが、曲同士を引き合わせてくれました。
個のプレイを良くすれば、イベントが良くなるのは当たり前なんですが、イベントを良くしようと思ったら、逆に個のプレイが面白くなる、なんてコトもあるんだなって。
ホント、イベントって楽しいですね。


うなちゃんのツイートにヒントを得て、まとめてみたジャニーズ×KSGKも面白かったです。
このネタは、まだまだいけますね。やっぱジャニーズの楽曲は一流です。宝庫ですよ。


ただ、マニアの方は相当いますからね。
面白い反面、かなり神経を使いました。かなり勉強しました。
浅くはやれないですからね。
案の定、終わったあとには「Believeだから、次は怪物くんだと思った」と、かなり多くの人に声をかけられました。うわ、やっぱり国民的グループたちの曲を扱うとこうなるんだなぁ、と、人気を痛感しました。
そう。僕もあの場面は「怪物くん」だと思う。それが100点の答案だと思います。
ただ、イベントのコンセプトは「クソガキ」じゃないですか。
ここは、100点狙っちゃダメじゃないですか。
「何でこいつがジャニーズがんばってんのww?」っていう、全力で0点を取る面白さを突き詰めてみたかったんですよね。
というわけで、誰も求めてないところまで掘り進めてみました。

あ、エイトレンジャーのスタッフはライダーだから戦隊じゃないよ!と、言うようなことをMCで言いましたが、アレは僕の記憶違いでした。ごめんなさい。
エイトレンジャーは東宝ですもんね。違います。
ライダーの人がメガホン取った「別のジャニーズ映画」があるんです。
「それ」と勘違いしました。「それ」はボツにしたんですけどね。
「それ」やっちゃうと、やっぱり100点取っちゃう。
アガりすぎるから外したんです。0点取ってこそクソガキですからね。
クソガキDJに100点の正解はいらない。あくまで僕らは0点でいいんです。
僕らの目標は0点を積み重ねることなんです!0点チャンピオンなんです。

……ん????


また別の機会に使用出来たらイイなと思ってます。


 しかしまあ、色々と手は凝らしましたが、基本的にはのびのびやっちゃってますね。
オリエンタルラジオの「武勇伝」であるじゃないですか。「1日1m、バス停を動かして、いつか自分の家の前に持ってくる」ってやつ。1年間ずーっと、アレばっかりやってますよねえw 自分にいいようにルールを寄せてくる遊び?
1回目は「実写アニメ」2回目は「特撮コント」3回目は「ご当地ヒーロー」と「土曜9時」。
もう少しルールの限界に挑み続けるか、ど真ん中に帰るか…。

いずれにせよ、KSGKはまだまだ面白くなりそうです。
みんなで面白くしましょう!

脂肪燃焼団、新たな出会いのための自己紹介! byヘロウ

脂肪燃焼団のヘロウです!

新しい年には新しい出会いがあるということで、あらためて、自己紹介をさせて頂きます。

燃焼団のVDJ・MC担当/ヘロウ ▼

脂肪燃焼団の音楽・映像・おしゃべり担当です。
僕らのステージは、なずさんが頭に描くイメージを、ヘロウが具現化することで生まれます。
プロフィールをいつも「VDJ」としてもらうのですが、あらためて説明の機会がありませんでした。
「VDJ」というのは文字通りDJとVJのダブル。映像でDJするのがVDJです。
もともと地元山梨のアニクラシーンにはVDJさんが多く、僕もそういう先輩方に技術の基礎を学びました(盗みました)。
「VJさんの手間を減らすための窮余の策」として教わったのですが、身につけてみるとアニソンDJという表現方法に非常に合う。
PCDJの時代にはいずれこちらが面白くなるだろうと思い、一足先に取り組んでます。
これからドンドンアツくなるスタイルだと思います。

MCについてなんですが、あのー、音出しの時、どの現場にお招き頂いても、何も言わなくても「マイク使いますよね?」と、スッとマイクが出てくるのは何なんでしょうw?
そんなに喋りますかね僕は?いや、まあ、確かに喋りますけどね。この曲とこの曲つながんねーなー、って時は技術でなくて口でつなぎますけどね。
ラスト曲はいっぱい喋りたいからワザとブレイクの長い曲使いますけどね。
そんな喋っても大音響で何にも聴こえないって?知ってます。
いいんです。好きな曲が流れてると話さずにいられないだけなんです。
ホント、アニメが大好きなんですねえ。

 

エヴァ直撃世代で、その頃から古今東西のアニソンを聴き込んでます。
特撮も守備範囲ですので引き出しの広さは山梨屈指だと自負しています。その反面、ゲームは全然ダメですね。
アニソンの中でも、いわゆる「主・主・主=主題歌主題歌した主題歌」1回聴いただけでそのアニメの主題歌であることが分かる、古き良きアニソン、ベタなアニソンをとことん愛してます。積極的にフィーチャーしています。
ジャンルはなんでも聴きますが、ロックが一番好きで、それもメチャクチャラウドな奴がいいです。
どういうワケか、クラシックが好きそう、とよく言われますが、全く聴かないです。クラシックは「きらきら星」くらいしか分かんないです。

去年から今年の…
推しアニメはおそ松さん
推しアーティストはSPYAIR、OKAMOTO's、angela、あと「両成敗が止まらない、止まらない、呆れちゃうよな」って歌を歌ってる人たち
推し曲は三重ジャングルランドの歌/ロバート秋山

アニメは、とにかくよく動くアニメはみんな好きです。
アニメは動いてこそ!な、作画マニアです。
BONESが、TRIGGERが、マッドハウスが、IGが好きです。ぴえろも、テレコムも、東映(本気回)も、シンエイも好きです。
ここ2年ほど、仕事の関係で追いかけきれていません。来週からちょっとヒマになるから面白いの教えてください!

 

 そんな感じで、どうぞ、お見知りおきください!

 

脂肪燃焼団、新たな出会いのための自己紹介! byなず

あけましておめでとうございます。(遅ッ
今年は活動再開します!
新企画も始動していますっ。
よろしくお願いします!!!

脂肪燃焼団なずです!

改めてご挨拶という事もない(皆様にはどういう人か知れ渡っている)かとは思いますが…w
新年あけましたのでご挨拶ですっ!

 


燃焼団のパフォーマー兼演出担当/なず ▼

特撮・アニメ、特ソン・アニソンの知識はそれほどないけど好き!
音楽はポップス、ロック、スクリーモ、東方、ボカロなんでも聞くスタンスwww

去年から今年の…
推しアニメはおそ松さん
推し曲はサカナクション/新宝島
推しバンドはKEYTALK、BLUE ENCOUNTKANA-BOONゲスの極み乙女 (

他にも好きなアニメ、曲、バンドがあるので「なずと話してみたいけど話題ないなぁ。」って方はこの辺から声かけてみてっ♪
アイドル系には弱いのでオススメとか教えてもらえたら嬉しいです!!!

東方・ボカロはへロウさんよりは詳しい。
(知識は5〜10年前のニコ動…w)

声を大にした事はないけど、実は音ゲーを結構やる。
jubeatとかGROOVE COASTERとかとか…
ザッと何でもやる。うまくはないw
(東方、ボカロ知識はこの辺の知識多め)

去年も今年も推しイベはアニソンディスコ!!!
今年のアニソンディスコでのプチ目標はクルーに「ちゃん」付けで読んでもらうこと(笑)


今年も山梨、静岡、長野、東京ではしゃぎします!
皆様、多方面で今年もよろしくお願いします!
是非仲良くしてくださいっ!!!

 

あけましておめでとうございますbyヘロウ

2016年です。あけましておめでとうございます。
今月末に試験を控えておりまして、やむなく秋ごろから大人しくしておりますが、試験明けから皆さんと楽しく過ごすための色んなコトもひっそり準備中です。

まずは、来月2月13日(土曜)に迫っているK.S.G.K.ですよね。
大、大、大好きなイベントです。
しかも今回はゲストにアユミデ☆さん。
すごい人呼んだねー。主催のaS君から名前を聞いて飛び上がっちゃった。
ひっそりとファンなんです。昨年、宴のステージも拝見しました。
同じイベントに出ることになるとは思いもよらなかった。

ステージを拝見するかぎり、すっごく楽曲、作品に対する愛の深い方です。
僕の大好きなタイプのDJさんです。そんなゲストさんに少しでも華を添えられるようがんばりたいと思います(でもTwiPlaはやりたい放題)。

実は先日Twitter上で、クソガキ絡みの興味深~いやりとりを見ましたので…3回目の出し物はだいたい固まってます。
クソガキらしく、ほどよくマニアックで、かつ面白いコトができるよう、今回もしっかり準備していきたいと思います。

blog.livedoor.jp

アユミデさん、日記がとってもいいです。ハッピーだしアツい。


もちろん今年もコレに限らず、さまざま活動してゆく予定でおります。

僕らはただアニメと特撮とアニソンが大好きなだけで、作法もわからないまま、ガムシャラにやっているばかりなんですけども、どういうワケか、お引き立てくださる方があちこちにいらっしゃって、本当にDJ活動をめぐっては、楽しい思いばかりしております。


職場の先輩が、あるとき教えてくれたんですけど。

「仕事って他人の力がなければ出来ないことばかりなんだよ。だから、お前のこれから先の人生で一番大事なのは人脈だ」

「そうなんですか。
先輩、僕は人付き合いが苦手で、人脈なんてとても出来ません」

「それならそれで、毎日、真面目に、一生懸命やっていればいいんだよ。自然と手を貸してくれる人が出てくる。そう言うのも人脈っていうんじゃないかな」

って。
あぁ、良い言葉だな、DJ活動にぜひ活かそう、って思ったんです(仕事にも活かそうよ)。

別に沢山の人、エライ人と繋がることや、どこかステータスの高い場所へ引っ張りあげてもらうことが目的じゃなく。
もっと新しいこと、楽しいことをするためには、やっぱり色んな人に出会わなきゃいけないな、って思うんですよね。
部屋にいても、キレイなメロディは作れても、何にも面白いことは浮かんでこない。
やっぱり誰かに会わないと、誰かの期待を背負わないと、この遊びは始まらないんですよ。
3月の結婚式でのステージ、春のえんとつ、夏の超パレ、秋のきらわん等々…昨年はそんなことに気付かされた1年でした。

だからこそ、今年もわれわれ脂肪燃焼団のポリシーである「ワンステージ完全燃焼」を大事にがんばりたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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まずはクソガキで会いましょう!!参加表明お待ちしています!!

2015年版、脂肪燃焼団が勝手に決めるベストアニソントップ5!!!!!

久しぶりの更新でございまーーーーーーーーーーすっと。


脂肪燃焼団でございます。いかがお過ごしでしょうか。


いよいよ2015年もおしまいです。

お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。来年もごひいきにお願いいたします。

 

さて、突然なのですがッ。
せっかくの年の瀬なので、本日は、私たち脂肪燃焼団が2015年に聴きまくったアニソン・愛しまくったアニソントップ5を紹介しようと思ィまッすっ。


ようやく聞けるンですねッ!!


と思った皆さん、大変お待たせいたしましたっ。



皆さんも興味津々だと思いまッす。


私も、これから発表と思うと大変興奮しておりィィイイますッ。

去年は結構、RTも頂きましたので、今年はもっと気合を入れて、キチンとクロスレビュー風にまとめてまッす。


ンもちろンンン、ワタクシもテキストを打ちながら、ちゃんと時折白目になってまッす

 

それでは発表しまッす。


5位から参ります!!
脂肪燃焼団が愛した2015アニソンの5曲は、こんな感じでッす!!

 

ダラララララララララ、ダン!!!



あっ、ごめんなさい、本家と違ってスッと出します。


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とまあ、今年はこんな感じでした!!


選んでると、色々1年のできごとを思い出して、なかなか面白いです。これ。
みなさんもぜひぜひやってみて、Twitterとかにバンバン投稿しちゃいましょう!

やっぱり最高ありがとうアニソンディスコWOMB【感想:ヘロウ編】

 Twitterに感想書いたんですけど、なんだかトンチンカンな作文になってしまったので、ブログにて改めて。


 地方民なので、WOMBが今年最後のアニソンディスコ参加になります。悲しみ。
今年は夏以降、なずさんの引っ越しで全然参加できなかったなぁ。
ただ、少ない参加のなかで、新しい仲間を紹介したり、きらわん勢と一緒にイベントの告知をさせて頂いたり…2度とない経験がいっぱいできました。


 だからでしょうか。今までにないくらい、とびきりグッと来るWOMBでした。

 もちろん時間いっぱい堪能したんですが、前半戦最後の1曲「GIRIGIRI」がまったくの予想外で、斜め上の感動。
もともと大好きな曲なんですけど、アニソンディスコの振り付けの「あの部分」でまた惚れ直しました。
そう、やっぱこの曲のキモは「そこ」ですね。
ホント、だからアニソンディスコは特別なんですよ。好きな曲をもっと好きになれるから。
「はなまるぴっぴ」の振り付けなんかももそうですよね。
楽曲、アニメ、ギャグ、コメディアン…すべてへのリスペクトが込められています。
そりゃ、常連の皆さんがパーカー着て集まりますよ。パーカーで踊ったら最高でしょう。

 話逸れちゃった。


 GIRIGIRIは自分たちにとって思い入れのある曲です、って話。
あの曲は、山梨のスーパーVJろくますさんの言うところの「DJが展開させる時の鍵になる曲」。僕ら清水のステージでも使いました。

だからこそ、WOMBに居ながら、不意に9月のイベントを思い出していました。

そしたら、どういう巡り合わせか知りませんが、前半が終わり、幕間ということで、メンバーの皆さんが退場してゆき、舞台はBANBANBANのおふたりのみに。

うわー、何これ何これ。まるっきり清水だ。清水の画だ!!これ!!

と思ったら、なんか、もう、何だか分からないけど胸が、目頭がアツくなっちゃって。
このタイミングでこのステージにこんな感情を抱いているの僕だけだろうな、と思ったら、何だか得したような、浮ついたような…とにかく、妙な気持ちになりました。

 そこで改めて、このイベントに集まる方々の絆の深さに気づいたんです。
ときおり参加するだけの僕にもこんな「グッと来る」瞬間があるんだから、皆さんにもきっと「僕には分かんないけど、誰かにとってものすごくグッと来る瞬間や音楽」が、イベントの中にはきっと沢山込められているんだろうな、と。

何度か、エンディングMCなどで垣間見ましたけど、辛い出来事のあとに、アニソンディスコの音楽で励まされた人もいる。人生の大事な瞬間に祝福をもらった人もいる。

イベントの一瞬一瞬が誰かのスペシャルな瞬間。だから、アニソンディスコはこんなに楽しいんだろうな、って、改めて気付きました。


そんな思いの中で、ラストの「シュガソン」。

いつもなら「俺みたいな、たまにしか来ない(しかも汗だくで気持ち悪い)人間が、輪の中に入って行くのはどうもな…」と、遠巻きに見ているのですが、今回は思い切って積極的に腕を組んで踊りに加わってみました。

もちろんフロアのみなさんは、満面の笑顔で僕を迎え入れてくれました。


なんつーハッピーな場所だ、ここは本当に。



「好きなものを好きだと大声で私は言う!」 が最近のアニソンディスコのスローガンですよね。
段々と、そのメッセージの意味が分かってきた気がします。
好きなものを好きだ!と大声で言う。みんなで声を揃えて叫ぶ、踊る、歌う。
何て「ベタ」で、何て純度の高い幸福感。
まるで高校球児が甲子園の土を泣きながら持ち帰るあの瞬間のような、むせ返るようなベタさ、純粋さ。

ベタすぎて、10代の頃は絶対に身を置けなかった。

そんなに強く一つのコトにのめり込んで、熱中したら、どうにかなっちゃいそうで。

スポーツも、趣味も、文化祭も、とにかく距離を取って生きてきました。
でも、アニソンディスコさん、そこに集うみなさんを見ていて分かるのは、やっぱりこの「ベタ」こそが人生の醍醐味だよな、ってこと。

楽しいんだもん!好きな人と好きなカッコで好きな曲を踊るって!


「見る阿呆」でいる時間はもったいない。「踊る阿呆」がいい。
改めて、そんな気分にさせてくれるんです。


WOMBでどうだとか、アニソンディスコは界隈でどうとか、音楽がどうとか、知識や技術がどうとか、アンチが云々とか、そんなことは、極端な話、僕にはどっちでもいい。

「好きなものを好きだと大声で私は言おう!」

それを、全力で全身で促してくれる。
それだけでアニソンディスコは僕にとってのオンリーワンです。
楽しませて頂きました。というよりは、もう、感謝してます。感謝。



夢のような時間にどっぷりと浸かっちゃって、さっそく月曜火曜と仕事がゲロ吐くほど辛くて、今も逃げ出したい欲求に駆られてます。

でも仕事もがんばらんと。必死で。

アニソンディスコはまだまだ続きます、って言ってたからね。
僕らも日々努力して、いっぱいお金稼いで、Tシャツ買って、お酒も飲んで、とにかくいっぱい貢いで、またあの空間に混ぜて頂かないとならないので。

まだまだ続いてもらわなければなりません。

だって、みんなにも。
そして他ならぬ僕らにもまだまだ、夢の続きがあるそうですので。

bouncyで心がbouncebounceしたんじゃぁ

土曜は山梨大学のbouncyさんに遊びに行きました。

地元の若い、新しい才能たちが新しく立ちあげたイベント。現場に行って応援しないわけにいかないでしょう。本当はアニソンディスコWOMB、相当行きたかったですが、またとない機会なのでbouncyさんを選ばせて頂きました。

いやこれが、期待以上に面白くってね。

一番の目的はZiLの2回目を拝見することでしたが、うん、彼らはやっぱり達者ですなあ。
先月のエーファイルさんとはまた違い、こういう音楽嗜好の高い、クロスオーバー的なイベントにもキチンと寄せられる技術の高さと、相変わらずの巧みなギミックで存在感を発揮しておりました。あと、褒めたらイケないんですが、テキーラの呑みっぷりも潔く、大変よかった。

今回は、それぞれのソロパートも楽しめて、やっぱり興味を引かれるプレイヤーであることを再確認しました。
軸がしっかりしていてブレない。
gekko君は一番の山場でやっぱり「DAYS」。
しかもピッチを上げたまま直す気がない。
「今日はこのまま少年ハートまで行くよこれ」ってなずさんに耳打ちしていたら、案の定、正解。思わず笑っちゃいます。これだよこれ。この貫きっぷりがいい。

u2coaくんも「感想などお待ちしています」って言うから感想を書かせていただくと、先月のエーファイルから引き続き、透明な真珠のように宙に浮く心がぴょんぴょんしている印象。
全編通じて、すごくロマンチックな音楽ですね。
ZiLの「ここさけ」から受けてシームレスに時をかける少女~シャーロットに流れ込んでいくのは憎らしい。
ご本人の書いている通り「SAKURA」→「春擬き」「白金」→「花ハ踊レヤ」等々、なかなかぼーっと聴くことを許さない、モチーフにあふれたセットリストがメチャメチャ好みです。
と、同時に「星間飛行」からの「恋のオーケストラ」なんていうね。
これが個人的に秀逸でした。
80年代をほうふつとさせる歌謡曲な繋ぎ。こういうのもたまに放り込んでこられると、しびれます。油断ならないですなあ。
うーん、ユニットも鮮烈だったけど、ソロもやっぱイイよ。

今回のイベントで披露したように、音楽的に進化を深めていくのか、それとも、モチーフをいっそう重視して、積み上げていく方向に進化していくのか、あるいはDJいぬみたいにその両方を究めて、ユニークなプレイヤーになるのか…楽しみが尽きません。


 また、ご一緒に出演なさっていたKANWAさんという方も、初見でしたが、さすがZiLのふたりの後に出てくるだけのことはある。この方もとても面白い音楽をしていらっしゃいました。
この人、何しろうまい。
最初の、往年のニコニコヒット曲メドレーが繰り広げられたあたりはこの人は僕が大学生だった頃から大学生しちゃっている人なのかな?と、ちょっと不安になりましたが(でも「旅の途中」は良い。良いよ。)そこから最新の音楽まで見事に展開されていき、実力の高さを感じさせられました。

イイ音楽っぷり。とにかく気持ちよい。

「いかにも2010年代のがちゃがちゃしたアニソン」から「いかにもエロゲのイイ曲」といった、ギラギラした原曲の数々をけれん味なくまとめてしまう。
日頃の練習と、楽曲への愛のたまものだと思います。
ステージ上からぐいぐい引っ張ってくるような素振りはないのですが、聴かずにいられない。
楽しい時間でした。

 そんなこんなで、アニソンジャンルだけでも十分楽しませて頂きましたが、他のプレイヤーさんも存分に堪能させて頂きました。
皆さんとても質の高い音楽でいらっしゃって、なるほど、こういうところで揉まれると鍛えられるだろうな、という印象です。
いとうかなこからアース・ウインド&ファイアーまで、どうやったら同じサークルに詰め込めるんだよとイベント中に考えていましたが、そういえば僕自身も、大学時代はニコニコとYoutubeで洋楽どっぷり聴いてたなぁ。文系だったもんで、時間は腐るほどあったし。まぁ、就職やら将来のことやらでウンザリするほど悩んでばかりでしたが、それだけに、学業はじめ何かにのめり込んだり、打ち込んだりには良い時期でした。
 そんな大学生活のなかで、サークルのみなさまの音楽の裾野と、そしてbouncyの輪が広がることをお祈りいたします。
楽しませていただきました。また遊びに行きますね。